オープンアクセス学術出版社協会 (Open Access Scholarly Publishers Association)は、2月12日、OA Switchboardの概説記事を掲載した。 OA Switchboardは、出版社、学術機関、助成機関がOA出版に関する情報をシームレスに共有するためのツールあるいはインフラを構築するプロジェクト。ORCID、GRID、ISNI、Crossref Funding Dataなどを含んだメタデータの共有、支払請求など、各ステークホルダーがOA出版物の管理などに必要な様々な機能を備える。 本記事は、学術出版界に関わるステークホルダーらの課題、学術界におけるコンソーシアムなどの仲介組織の長短所とOA Switchboardとの違い、本プロジェクトのカギとなる機能"Eligibility Inquiry""Payment Request"の説明、今後の課
宮崎あおいの初料理本『世界をいただきます――ヨーロッパ・中東・アフリカ編』が2月22日に刊行される。 同書は、宮崎あおいがレストランの厨房を訪れ、シェフと共に料理をしながら世界の料理を学ぶ『SWITCH』の連載企画「宮崎あおい 世界をいただきます」の書籍化第1弾。フランスの「ブイヤベース」、イタリアの「ティラミス」、ロシアの「ボルシチ」、エジプトの「ムサアー」、レバノンの「タッブーレ」などヨーロッパ、中東、アフリカ地域の20か国の料理25皿を、レシピや料理のポイント、料理風景の写真、シェフとの対話と共に紹介する。 単行本オリジナル企画として、宮崎が自宅で使用しているお気に入りの食器を紹介する「愛用の器」を収録。第2弾『世界をいただきます――アジア・北中南米編』の刊行は今夏を予定している。
博士論文インターネット公開 の基礎知識 2016年10月25日 15:00‐16:00 中央図書館2階 チャットルームC 附属図書館リポジトリ担当 E‐mail tulips‐r@tulips.tsukuba.ac.jp 1 1.博士論文の公表 2.公表のための確認 3.まとめ 4.参考 目次 2 1 博士学位論文のインターネット公表を義務化とす る(平成25年4月以降 学位規則改正) 2 筑波大学では、インターネット公表を「つくばリポ ジトリ」で行う 3 上記に対応するために、論文本文のPDFと各種 書類を提出する 博士論文の公表 3 (平成25年文部科学省省令第5号 平成25年3月31日公布・4月1日施行) (論文要旨 等の公表) 改正前 改正後 第八条 大学及び独立行政法人大学評価・ 学位授与機構は、博士の学位を授 与したときは、当該博士の学位を授 与した日から三月以内に、当該博士
平成31年4月1日から、国立国会図書館の提供する書誌データは、利用目的にかかわらず、どなたでも無償で自由にご利用いただけるようになります。 対象となる書誌データの範囲や書誌データを取得する方法の詳細等については、今後、書誌データを提供するそれぞれのデータベースにおいて、順次お知らせいたします。 これを機に、ぜひ様々な場面で国立国会図書館の書誌データをご利用ください。 補足(2月26日) 対象となるのは、以下の書誌データです。書誌データとは、書名、著者名、出版社、出版年などの情報のことです。資料の本文は含まれません。 国立国会図書館が作成した書誌データ(典拠データ、雑誌記事索引データを含む) 外部機関との契約の範囲で提供できる書誌データ 資料の検索や蔵書リストの作成等にぜひご活用ください。
digitalnagasaki.hatenablog.com を見て、GUIアプリ開発の勉強がてら作ってみました。以下のリンクからダウンロード出来ます。(45MB) www.dropbox.com 文字コードUTF8のテキストファイルを準備し、Manifest URIを1行づつ書き込んだテキストファイルを準備します。以下のようなイメージです。 https://www.dl.ndl.go.jp/api/iiif/2533251/manifest.json https://www.dl.ndl.go.jp/api/iiif/1306954/manifest.json ダウンロードしたexeファイルを起動した後に、参照をクリックしてテキストファイルを読み込むと、順番に画像をダウンロードします。 exeファイルと同一階層にManifestのlabel名のディクレトリを作成。 Manifestのla
研究開発部のサウラブ(bira)です。 本稿ではユーザがレシピの作成にかける労力を減らすために取り入れた、機械学習を利用した機能の一つについて 解説します。この機能を利用すると、ユーザがレシピのタイトルを入力することで、利用されるであろう材料が予測できます。 要約 レシピのタイトルから材料を予測できるモデルを作りました。 投稿開発部と協力してレシピエディタに材料提案機能を追加しました。 App Storeで入手可能な最新のCookpadアプリ(v19.6.0.0)でこの機能を使用できます。 前 今 モデルはどうなっているか 1. Embed 学習(Training): Word EmbeddingとSentence Embeddingを学習してS3にアップロードします。(次のセクションで説明) 前処理(Preprocessing): 特殊文字を削除します。 多くのCookpadユーザーはテ
2019年2月10日、Library Technology Guidesを運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏による、統合図書館システム(ILS)に関する国際調査の第12回目となる2018年版の結果が公表されています。製品版・オープンソースシステムの両方を含む104の製品について、米国、カナダ、オーストラリア、英国、スペイン、ニュージーランド、アイルランドなど、78か国から3,549件の回答を得ました。 国際的な傾向を把握するために、質問フォームは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、フィンランド語で提供されました。3,549件の回答のうち、公共図書館からは1,503件、学術図書館からは1,051件、学校図書館からは441件となっています。20件以上の回答があったのは21の製品でした。 特に注目すべき調査結果(Notable Observations
Publishers Weeklyは、2月14日、米国のNational Writers Union(全米著述業組合、NWU)が図書館スキャンプログラムに抗議したと発表した。 NWUは、合法的に入手した図書をスキャニングしDRMで保護し貸し出すCDL(Controlled Digital Lending)に抗議。 「国際法、国内法において合法だと思い込んでいるCDL推進者らが、善意の図書館員、アーキビスト、読者に誤解を与えている」と主張しており、米国内外36組織が署名した声明"An appeal to readers and librarians from the victims of CDL"(試訳:CDL被害者から、読者および図書館員へアピール)を示した。 [ニュースソース] Publisher, Author Groups Protest Library Book Scanning
Nature誌は、2月15日、"Rare trial of open peer review allays common concerns"と題する記事を掲載した。本記事は、Nature Communicationsに掲載されたオープンピアレビューに関する調査の概要を示したもの。 本記事は、Elsevierが2010年から2017年の間に発行した9,000ジャーナル記事の1万8,000レビューを評価した結果、レビューにかかる時間や採択に大きな影響がなかったこと、レビュー報告書に氏名を明かすことに同意したのは8%であったこと、ポジティブなフィードバックの時に氏名の公表が選択されることなどを紹介している。 一方で、オープンピアレビューがピアレビュープロセスを損わないが、レビュープロセスを必ずしも改善するわけではないと付け加えている。 [ニュースソース] Rare trial of open p
一般に美術館・博物館は美術作品や資料を収集・保存(そしてそれを研究・展示)することが求められますが、昨今、収蔵庫の物理的制限や施設の維持運営の困難など、様々な局面でそれらのコレクションを見直す動きがあります。また、経済的な理由から作品や資料の活用が求められ、その一端としてコレクションの売却もすべきではないかという議論も起きています。 安易な美術館・博物館の「小売店化」を防ぎつつ、現実の問題としてのコレクションの「譲渡・売却・廃棄」にどのように向かい合うか、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室でシンポジウムが行われました。
先日、ジャーナルに論文を無断で出版されて混乱している著者から相談を受けました: 「投稿した論文の状況を問い合わせるメールを送ったのですが、返答がなかったため、最終的に論文を取り下げることにしました。しかし、取り下げの意思表示に対する返答もなく、著作権に関する私の同意を得ないまま、無断で出版されていました。どのように対応すべきでしょうか?出版された論文を撤回する方法はありますか?」 このようなケースは、決して珍しいものではありません。論文を出版したいと思うあまり、著者は盲目的にハゲタカジャーナルの罠に引っかかってしまうのです。騙されたことに気付いた頃には、論文は人質となり、多額の金銭を要求されることになります。いずれにせよ、著者の長年の苦労や、積み上げてきた信頼は、危機に晒されます。このような状況から脱するにはどうすればいいのでしょうか?ハゲタカジャーナルから身を守る術はあるのでしょうか?論
Clarivate Appoints Former ProQuest CEO Matti Shem Tov as the Company’s Next CEO Chief Executive Jonathan Gear to Step Down as CEO and Member of the Board LONDON, U.K., August 6, 2024 – Clarivate Plc (NYSE: CLVT), a leading global provider of transformative intelligence, today announced that the Board has appointed Matti Shem Tov, former CEO of ProQuest, as the Company’s next CEO, effective Aug
Clarivate Appoints Former ProQuest CEO Matti Shem Tov as the Company’s Next CEO Chief Executive Jonathan Gear to Step Down as CEO and Member of the Board LONDON, U.K., August 6, 2024 – Clarivate Plc (NYSE: CLVT), a leading global provider of transformative intelligence, today announced that the Board has appointed Matti Shem Tov, former CEO of ProQuest, as the Company’s next CEO, effective Aug
近代の学術コミュニケーションを最も特徴づけているのは査読制度の存在である。しかし増大し続ける研究者数とその生産論文数に,査読制度は対応できておらず,限界を迎えつつある。その結果,従来から存在した,査読者による不正や査読者のバイアス等の問題に加え,近年では査読者の不足,詐称査読,投稿者による不正等の新たな問題が起きている。これらの問題に対応するため,Publons やポータブル査読,オープン査読,査読の質保障等の新たな取り組みが現れている。しかしこれらの延命措置によって査読制度を維持し続けることができるのか否かは現状,未知数である。
これまで近代日本の学知の形成については、ヨーロッパに起源のかたちをもとめるもの、ないしは、東アジア固有の伝統を強調するもの、これら二項対立的な視角が前提とされてきた。 しかし、人文学の形成過程に改めて目を向けた時、起源論に収まることのない、新たな知の創造の瞬間を垣間見ることができる。 学知編成の系譜、他者との邂逅と翻案・翻訳、蔵書形成と知の体系化という三本の柱から、人文学という創造の営為のあり方を定位する。 序 言 第一部 「学知」編制の系譜 「国文」から「国史」へ 廣木尚 明治期の「文学」研究とアカデミズム―国文学を中心に 陣野英則 日本の近代歴史学を世界に開く―朝河貫一の「比較封建制論」の意義 甚野尚志 近代における天正遣欧使節の再発見 伊川健二 日本の古典としての漢籍 渡邉義浩 近現代中国における碑刻調査―華北の事例から 飯山知保 戦後現代の文・史・哲と人文学の世界 新川登亀男 第二
国公私立大学入試の2次試験で、周辺のホテルなど宿泊施設の料金が前の週より1割以上高くなっていることが、宿泊検索サイト運営のウイズトラベルのまとめで分かった。東京都調布市の電気通信大学周辺では前週の5倍以上に値上がりしているケースが見つかっている。 それによると、料金高騰が最大だったのは電気通信大学周辺で前週の542%。仙台市の東北大学が381%、仙台市の宮城教育大学が348%、青森県弘前市の弘前大学が277%、東京都府中市の東京外国語大学が274%となるなど、2倍以上に料金が上がっているところが計9校に上った。 逆に前週に大型イベントがあった大阪府吹田市の大阪大学や福岡市の九州大学、沖縄県名護市の名桜大学周辺では、料金が下がっていた。 客室の満室率は徳島県徳島市の徳島大学と山口県山口市の山口大学周辺が97%を記録してトップに。山口県山口市の山口県立大学、京都市の同志社大学が96%、青森県弘
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