筆記具の代表格である鉛筆は、木軸鉛筆、シャープペンシルなどいくつかの種類はあるものの基本的な形状がほとんど変わっていないのに対し、消しゴムは紙に押しつけられればどんな形でもいいという自由度の高さにより、普通の直方体の製品からスーパーカー消しゴムのような玩具まで、さまざまな商品を生み出してきた。 最近登場した、実用的な変わり種消しゴムの代表例が、コクヨの「カドケシ」である。常にカドで消したいというシンプルかつストレートな欲求を満たすのはもちろんながら、形状の面白さが目的に分かりやすく結びつき、消しゴムとしては稀有なヒット商品となった。実際、細かな部分を消すのに大変便利で、オフィスに1個置いていて損はない。 カドケシのヒットを受けてかどうかは分からないが、この手の“実用的な変わり種消しゴム”が色々と登場している。中でも多様な商品を出しているのが、シードというほぼ消しゴム専業(!)のメーカー。ち
