メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)で、警察が麻薬組織「ロス・セタス(Los Zetas)」から押収した銃器類(2010年6月10日撮影)。(c)AFP/Luis Acosta 【6月15日 AFP】麻薬抗争がらみの事件が相次ぐメキシコで14日、麻薬組織とみられる武装組織による警察車両の急襲や、刑務所で起きた服役囚の争いなどで少なくとも43人が死亡した。 14日早朝、ミチョアカン(Michoacan)州西部シタクアロ(Zitacuaro)で首都メキシコ市(Mexico City)に向かっていた警察の車列が武装集団に襲われて警察官10人が死亡、さらに負傷した警察官2人が搬送先の病院で死亡した。 警察は現場から逃走した男らの行方を追っているが、まだ身柄は確保できていない。武装集団側も数人が死亡したが、武装集団は死亡した仲間の遺体や負傷者を現場から運び去った。 警察は今回の襲撃は同