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bookとmilitaryに関するkenjiro_nのブックマーク (7)

  • 人類を平等にするのは戦争『暴力と不平等の人類史』

    貧富の差は拡大する一方。一向に格差の是正が進む気配はない。 日に限った話ではない。北米、南米、中国、東南アジア、アフリカ……世界中、至るところで格差は絶賛拡大中だ。格差の拡大は、人類社会の宿命なのだろうか? 古今東西の不平等の歴史を分析した、ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史』を読むと、これは事実ではないことが分かる。たしかに貧富の不平等はあるが、これを一掃する平等化が果たされる。人類の歴史は、不平等の歴史でもあるが、平等化の歴史でもあるのだ。 書の目的は、この平等化のメカニズムを解明するところにある。データと史料とエビデンスでもって緻密に徹底的に分析する。 不平等のメカニズム まず著者は、不平等は人間社会の基的特徴だという。人類が糧生産を始め、定住化と国家形成を行い、さらに世襲財産権を認めて以降、不平等が進むのは既定の事実だと述べる。なんとなくそうではなかろうかで済ませ

    人類を平等にするのは戦争『暴力と不平等の人類史』
  • n11books.com

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  • この夏、ネトウヨに読ませたい三冊(3)ただひたすら歩く、悪夢のような行軍 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    【左巻き書店 夏のブックフェア】 この夏、ネトウヨに読ませたい三冊(3)ただひたすら歩く、悪夢のような行軍 わが左巻き書店のブックフェア、前回、前々回の2回は、人肉いという戦争の惨劇を記した2冊の文学作品を紹介してきた。 しかし、まだ極限状況に至らない時点での戦争のリアルはまた様相をまったく異にしている。ただただひたすら歩き続ける行軍が大半を占める。そうした戦争のリアルは、火野葦平『土と兵隊・麦と兵隊』(社会批評社)で読むことができる。火野葦平は芥川賞受賞後、「麦と兵隊」「土と兵隊」「花と兵隊」従軍記三部作を書き、人気作家となった。戦中の発表なので、もちろん反戦を意図するものではない。ただ、その延々と続く目覚めることのない悪夢のような行軍の過程で遭遇する、銃撃や死体を通して、ただ日々の生存を確認するだけの記録は、戦争がけして英雄的行為に彩られているものではないことを、切実に伝えている。

    この夏、ネトウヨに読ませたい三冊(3)ただひたすら歩く、悪夢のような行軍 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2014/09/10
    「左巻き書店」というコーナー名は反対側の立ち位置の方には読んでもらわなくて結構です、という断絶を自分から宣言しているようで感心できない。
  • 米軍が見た日本軍 『日本軍と日本兵』著者・一ノ瀬俊也氏インタビュー(一ノ瀬 俊也)

    「集団的自衛権」の見直し、首相の靖国参拝など、周辺諸国から「軍国主義化」の懸念も表明され始めた、このところの日。では、「あの戦争」を、70年前の日人はどのように戦ったのだろうか? 『日人と日兵』(講談社現代新書)著者の一ノ瀬俊也氏に、敵であるアメリカ軍の目に映った日兵の赤裸々な姿について話を聞いた。 実は弱かった「日軍」? ――単刀直入に言って、米軍の日軍に対する評価はどうだったのでしょう? 高かったのか、低かったのか? 一ノ瀬 同時代の他国陸軍との比較ということであれば、決して高くありません、というより低いです。当時のヨーロッパにおける陸戦はまず航空部隊が敵の正面から後方まで爆撃し、続いて戦車部隊が前面に出て敵陣を突破、これを後続の歩兵部隊が占領するという機甲戦になっていますが、これに関する日軍の装備・戦術は最後まで日中戦争レベルに過ぎない、という低い評価です。各戦場で相

    米軍が見た日本軍 『日本軍と日本兵』著者・一ノ瀬俊也氏インタビュー(一ノ瀬 俊也)
  • 『妻と飛んだ特攻兵』 - 大空に舞った白いワンピース - HONZ

    ごく稀に、年に数回ほどだが、まるで導かれたかのように一冊のと遭遇することがある。書の強烈な磁力は、完成されたグラフィック広告のような表紙から発せられていた。 タイトルと写真を見た時の「この女性が!」という驚き。続いて副題の「8・19満州、最後の特攻」を眺める。「満州に特攻隊?」「8月19日って、終戦後のことなのか?」など、次々に湧き上がってくる疑問… まるで映画のエンディングのようなシーンから書は始まる。 ”「女が乗ってるぞ!」 滑走路を走る飛行機の後部座席に、さらさらと風になびいている長い黒髪が見えたのだ。そしてほどなく群衆は、あの白いワンピース姿の女性も忽然と姿を消したことに気づいたーーー。” 九七式戦闘機に乗っていたのは、ソ連軍戦車に特攻しようとする谷藤徹夫少尉(当時22歳頃)。そして見送りにきていたはずの・谷藤朝子(当時24歳頃)が、いつの間にか後部座席に。1945年8月1

    『妻と飛んだ特攻兵』 - 大空に舞った白いワンピース - HONZ
  • 論理はいかにして空気に敗れ去ったか:猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』 - ミックのブログ

    かつて、日皇室が同時に二つ存在していた時期があることは、広く知られています。南北朝時代と呼ばれる50年ほどの期間で、歴史の授業で習うので皆さんもよくご存知でしょう。では、日に内閣が同時に二つ存在した時期があることは、知っているでしょうか? 時期は昭和16年。日米開戦を間近に控え、国際情勢は日増しに緊迫感を強めていたときです。二つの内閣のうち、一つは第3次近衛内閣。アメリカとの激突を回避するわずかな可能性を模索するも、強硬論に押されて三ヶ月で瓦解する短命な内閣です。そしてもう一つが、「窪田角一内閣」。歴史の教科書には登場しない幻の内閣です。 この内閣が「組閣」されたのは昭和16年7月12日。きっかけは総力戦研究所という、今で言う政府系シンクタンクに集められた若手官僚たちの教育のため、戦争のシミュレーションを行ったことでした。集められたのは官僚や民間企業、軍隊などで10年ほどの経験のある

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/08/20
    石破氏のブログで取り上げられていた id:entry:24221234 表題の本のダイジェスト。この話は初めて見た。この空気という化け物にどうやって勝てるのだろうか?
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

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