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北京五輪最終予選 日本×カタール カテゴリ: サッカー(U代表) コアな人ほど「クラブ目線」でサッカーを見る時代だ。 今回の五輪代表に対する論評も、冷淡なものが多いように思う。 チーム作りに停滞した感じがあって、批判が出るのは当然だろう。 ただ「負けて当然」「でも他人事」という感じに、突き放した人が増えてきた。 数字で現れている以上に、代表へ向けられる「情」が薄くなっている。 私は「代表目線観戦者」という滅び行く種族だ(笑) 野球とラグビーなら応援するチームを持つが、サッカーにはない。 日本サッカーをあまねく「しろしめす」べしという心意気である。 この業界の全てが好きなんであって、可能な限り広くサポートしたいと思う。 たとえ俺が最後の一人になろうとも! なでしこはロスタイムでイングランドに追いついてW杯初戦を引き分け。 オシム・ジャパンはスイスに大逆転で3大陸トーナメント優勝。 兄と姉が結
4時間30分 「幸福の王子」のお話を、覚えていますか? 困っている人たちを助けるために、きらびやかな銅像の王子が、身体に付けられた装飾品を一つひとつ施していく。動けない王子に代わって「使者(パシリ)」を務めるのが、イヤと言えない一羽のツバメ。王子の善行の手助けをするうち、ツバメは冬を迎え、凍え死にしてしまう。 本書は、このような子供の頃に誰もが親しんだ童話や昔話を、十分に世間を体験した目で読み直してみようという企画だ。 「桃太郎」から「美女と野獣」「蜘蛛の糸」まで、全部で15話。表題のように、主人公のその後を綴るなど、エッセイと創作の間をゆく、宙ぶらりんさが特色をなしている。 冒頭の王子とツバメの話で、ワタシは小学校の国語の時間の記憶がよみがえった。お決まりの感想文を求められたのだ。 〈王子はどうして、ツバメを死なせてしまったのか。ツバメを殺したのは王子だ。だから、王子が嫌いになり、銅像が
【筆者からの、ちょっと長い自己紹介】 皆さん、こんにちは。 私は遠藤誉(えんどう・ほまれ)と申します。私がなぜ、「中国動(アニメ)漫(マンガ)新人類」を書くことになったかをご理解いただくため、連載を始める前に、先ずはざっと、自己紹介をさせていただきたいと思います。 1941年1月3日、私は中国の北の方にある、現在の吉林省の長春市で生まれました。1945年8月15日に日本が敗戦すると、中国では毛澤東が率いる共産党軍と、今では台湾にいる国民党との間に内戦が起こり、長春はその主戦場になりました。この戦争は多くの犠牲を払いながらも共産党軍の圧勝に終わり、1949年10月1日に中華人民共和国(新中国)が誕生しました。 「日本鬼子!」と罵られて 私はその時長春を脱出して北朝鮮との国境に近い延吉にいたのですが、1950年6月から朝鮮戦争が始まったため、その年の暮れに万里の長城を越えて天津に行き、天津で小
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