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2009年9月11日のブックマーク (14件)

  • [書評]脳の中にいる天才(茂木健一郎編・竹内薫訳): 極東ブログ

    「脳の中にいる天才」(参照)は、脳科学、心理学、人類学などの第一人者らによって学際的な視点から人間の創造性ついて語った講演録を翻訳・編集した書籍である。 元になる講演会は、2004年4月イタリア、ボローニャ近くのベルチノロ村の古城でソニーコンピュータサイエンス研究所主催で開催され、後、2007年3月、同研究所の所眞理雄氏と脳学者茂木健一郎氏の編集によって英書「Creativity and the Brain」(参照)として出版された。書はこれを科学ライターの竹内薫氏が翻訳した形になっているが、竹内氏自身も2004年の講演会に参加しており、訳者あとがきを読むと氏も実質編集に参加したように受け取れる。 講演では「創造性と脳」というテーマの下、7つの講演があり、書に収録されている。以下専門分野については同書には言及がない場合は私の判断で補った。 アラン・スナイダー(Allan Snyder:

  • 空気に良いと思われている観葉植物が有害な揮発性有機化合物を放出する場合もある

    観葉植物は住宅やオフィスの美観に貢献するだけでなく、光合成により酸素を供給する、シックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物(volatile organic compounds:VOC)を吸着するなど、「空気をきれいにする」効果があると一般に考えられてきました。 しかし、いくつかの観葉植物はVOCを放出し、中には健康に悪影響を与えるものもあるそうです。また、プラスチック製の植木鉢からVOCが放出される場合もあるとのことで、部屋に観葉植物を取り入れようと思っている人は注意した方が良いかもしれません。 詳細は以下から。Indoor Plants Found To Release Volatile Organic Compounds ジョージア大学園芸学科のStanley J. Kays氏らによる研究では室内用観葉植物として人気の高い4つの植物の放出するVOCを特定し、その放出量を測定しまし

    空気に良いと思われている観葉植物が有害な揮発性有機化合物を放出する場合もある
  • 「プラシーボ効果」が年々高まっている ? | スラド

    プラシーボ (偽薬) による効果が年々高まっており、新しい薬剤が申請されても偽薬の効果との違いがみられず治験を通らないことも増えているそうだ (WIRED の記事、家 /. の記事より)。 米国の臨床試験で偽薬との比較が行われる「第 2 フェーズ」を通過しない新薬は 2001 年から 2006 年にかけて 20 % も上昇したという。偽薬との効果を比較したより厳しい試験が行われる「フェーズ 3」を通過しない新薬も 11 % 増えたとのこと。去年の 11 月にもパーキンソン病の新薬が、また今年の 3 月にはクローン病と統合失調症の新薬が、臨床試験において偽薬の効果が想定以上に高く、試験が中断されたそうだ。 新薬だけでなく、プロザックのように長年使われてきた薬剤も追跡試験を行ってみると確固たる効果がみられない場合もあるという。これらの薬剤が今日申請されたとしたら、承認が降りない可能性もあると

  • 遺伝子操作で家畜の苦痛を軽減 ? | スラド サイエンス

    哲学者である Adam Shriver 氏は家畜の苦痛を軽減するために遺伝子操作を行うことを提唱しているそうだ (家 /. 記事、[doi:10.1007/s12152-009-9048-6])。 工場式畜産農業を無くすことが出来ないのであれば、せめてそれが生み出す苦痛を軽減するべく行動するべきであると Shriver 氏は主張している。 ある遺伝子を欠如しているマウスは痛みを全く感じなくなるが、これではマウスが自分自身を危険にさらしてしまう恐れがあり問題である。人間でも遺伝的変異により痛みを全く感じない子供たちがパキスタンにて 6 人確認されているが、全員の身体で傷や内出血などが確認されており、一人は屋根から飛び降りたことが原因で死亡したとのこと。しかしワシントン大学の Zhou-Feng Chen 博士の研究で、P311 という遺伝子を分離すると痛みが起こす感情的な不快だけを取り除く

    keloinwell
    keloinwell 2009/09/11
    なんか違う気がする。
  • Pixelmator 1.5 : could

    ソフトウェア Pixelmator 1.5 以前からお勧めソフトとしてセミナーなどで紹介していた Pixelmator。仕事に使えるというよりかは、Photoshop Element の代りになるくらいの位置づけでしたが、先日リリースされた 1.5 でその考えを改めなければならないと思いました。 以前からお勧めソフトとしてセミナーなどで紹介していた Pixelmator。仕事に使えるというよりかは、Photoshop Element の代りになるくらいの位置づけでしたが、先日リリースされた 1.5 でその考えを改めなければならないと思いました。 Webサイト制作をしている方にとって今バージョンで最も大きなニュースは「Web用に書き出す」と「スライス」機能が追加された点にあります。以前から JPG や GIF への書き出しは可能でしたが、画質設定をリアルタイムで見ながら確認出来るようになりま

    Pixelmator 1.5 : could
    keloinwell
    keloinwell 2009/09/11
    Photoshopよりもずっと安い。
  • Induced Pluripotent Stem Cells Created from Fat Cells

    An unlikely team of cardiologists and plastic surgeons have found a way to make adult induced pluripotent stem cells quickly and easily from a readily available resource--fat On supporting science journalismIf you're enjoying this article, consider supporting our award-winning journalism by subscribing. By purchasing a subscription you are helping to ensure the future of impactful stories about th

  • 「忘れた記憶」も脳には存続:実験で実証 | WIRED VISION

    前の記事 ヤモリの切断しっぽは「環境に応じて複雑に反応」:その仕組みは 「忘れた記憶」も脳には存続:実験で実証 2009年9月10日 Brandon Keim Image: Dumbledad/Flickr。サイトトップの画像は「拡散テンソル画像(DTI)による脳の断面図」(Wikimedia Commons)。共に、記事でとりあげた研究とは無関係 できれば覚えておきたいと思っていた事柄や人物を忘れてしまった経験のある人には、ちょっとした慰めになりそうだ。その記憶は意識からは隠れているものの、無くなってはいない可能性があるというのだ。 大学生を対象にして行なわれた研究では、学生たちが忘れたと思っていた記憶に該当する活動パターンが脳画像で検出された。 「脳に情報が残っているとしても、その情報に常にたどり着けるわけではないのかもしれない」と述べるのは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の

  • Google検索アルゴリズムで生態系崩壊を予測 | WIRED VISION

    前の記事 「飛行機からレーザーで地上攻撃」実験に成功 Google検索アルゴリズムで生態系崩壊を予測 2009年9月 8日 Hadley Leggett 写真:Flickr/fusion68k、イラスト:PLOS Computational Biology。サイトトップの画像は海藻をべるマナティ。画像はWikimedia Commons 生物学者たちは、生態系を破壊する最も効率的な方法を見い出した――Google社の検索アルゴリズムに基づいてだ。 物網の要になる生物種が絶滅すると、生態系全体の崩壊を引き起こす危険性があるということは、以前から科学者の間では知られていた。だが、種の相互作用は無数ともいえるほど存在するため、どの動物や植物がいちばん重要なのかを推測することは難しい。 [現在の群集生態学では「物連鎖」という言葉より、物網という概念の方が現実的なものとして重視されてきている

    keloinwell
    keloinwell 2009/09/11
    科学雑誌のImpact factorでも似たようなことが言えそう。Natureが姉妹誌を続々創刊することで他の雑誌が凋落みたいな。
  • ウミホタルで発光たんぱく質、がん発見に期待 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

  • 神経細胞:たんぱく質操作で生後も機能 医療応用に期待  - 毎日jp(毎日新聞)

    脳の情報処理を担う神経細胞(ニューロン)の生産を止めるたんぱく質の機能を、東京大などの研究チームが動物実験で確かめ、10日付の米科学誌「ニューロン」に発表した。ニューロンの減少や機能不全で起きる神経難病などを治療できる可能性があるという。【永山悦子】 哺乳(ほにゅう)類の胎児の脳では、神経幹細胞からニューロンが盛んに作られるが、出生後、脳の形成が終わると止まる。 チームは、マウスの脳では、ニューロンを作る遺伝子が出生後に働かなくなることに着目。この遺伝子に結びつくたんぱく質「ポリコーム分子群」の機能を止めたところ、遺伝子が出生後も働き続け、新たに作られたニューロンで大脳皮質が大きくなった。同分子群が遺伝子を働かなくさせていることを確かめた。 成人でニューロンが減るパーキンソン病などの神経変性疾患や、事故で脳や脊髄(せきずい)に損傷を受けた患者は、ニューロンが作られないため治療が難しい。現在

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    keloinwell 2009/09/11
    Polycombをカタカナで見ると変な感じ。
  • 経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版

    台湾・鴻海精密工業と子会社のシャープは、中国に最新鋭の半導体工場を新設する方向で地元政府と最終調整に入った。広東省の珠海市政府との共同事業で、総事業費は1兆円規模になる可能性がある。米国との貿易戦…続き アジア有力企業、時価総額140兆円減 貿易摩擦で逆風 [有料会員限定] 台湾IT企業、19年に暗雲 iPhone効果薄く [有料会員限定]

    経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版
    keloinwell
    keloinwell 2009/09/11
    異例の演説。
  • 科学技術という名のバラマキ - 池田信夫 blog

    麻生政権が死に体になった9月4日、駆け込みで総合科学技術会議が開かれ、「最先端研究開発支援プログラム」30件に2700億円の研究費の配分が決まった。これは4月の補正予算で決まり、565件の応募があった。1ヶ月半に10回も会議が開かれ、1グループ20分のヒアリングであわただしく配分が決まった。対象はノーベル賞を受賞した田中耕一氏やiPS細胞の山中伸弥氏などの有名人や学界のボスばかりで、関係者によると「配分は各学界のボスの交渉で決まっていた。公募は形だけ」とのことだ。 科研費をもらった研究者なら知っていると思うが、こういう研究費の配分は大学の偏差値と学界のボスの権力で決まり、内容はほとんど関係ない。「IT革命」が騒がれるとITを看板にし、環境が話題になると環境をテーマにしたように見せかけて研究費をとるが、中身は学部のディスカッション・ペーパーのタイトルを付け替えて予算をとるような詐欺まがいの

    keloinwell
    keloinwell 2009/09/11
    今回の先端研究助成は審査基準がよくわからない。お金のあるところにお金が行っている気がする。
  • 研究者の仕事術 - 「いかに働き、いかに生きるか」

    「いかに働き、いかに生きるか」 やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論 最初は「研究者」のためのかと思って購入したのですが、そんなことはありませんでした。会社や組織に縛られて不自由な思いをしていたとしても、自分の人生にとって大切なことはしっかりものにするためのエッセンスが見事に凝縮されています。 研究者として仕事をすべき10の原則 「興味を持てる得意分野を発見する」 「最初は自分で学ぶ」 「師匠を持つ」 「現場で恥をかく」 「失敗を恐れつつも、果敢に挑戦する」 「自分の世界で一番になり成功体験を得る」 「研究者としての自信をつける」 「井の中の蛙であったことに気付き、打ちのめされる」 「すべてを知ることはできないことを理解する」 「それでも、自分の新しい見識を常に世に問うていく」 一見当たり前のようでも、自らが紆余曲折を経てこの原則に辿りつくことの大切さは、研究

    keloinwell
    keloinwell 2009/09/11
    まだ読んでない。絶対読む。
  • これで基礎科学力が強化できるか | 5号館を出て

    しばらく前に、北海道にある国立大学の先生からメールをいただきました。8月上旬づけで「基礎科学力強化に向けた提言」及び「基礎科学力強化総合戦略」なるものが文科省の方で策定されたようですが,ご存知でしょうか。 URL:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/08/1282822.htm 文科省サイトで発表された提言および戦略については読んではおりませんでしたが、当時新聞などで「大学院博士後期課程の学生に給与支給を」というような記事で、この提言のことが取り上げられたように記憶しております。 メールをくださった先生は、「なかなか夢のある提言なのですが,これの効果について」どうなのかを、さまざまな方のご意見を聞いたり、議論をしたいということでした。おそらく、以下のところからたどることで全体像が見えるようになっているのだと思います。 ◎「基礎科学力強化に向けた提言

    これで基礎科学力が強化できるか | 5号館を出て