国内大手3キャリアの決算状況を見ると、NTTドコモは新料金プランの導入で落ち込みが見られるものの、他社は堅調な売上げを達成している感がある。 通信業界は、昨年(2014年)4月に導入された消費増税や、昨今の円安基調といった影響も受けることなく、安定して収益を稼ぎ出している。新料金プランの導入や海外への出資で失敗しなければ、本当にリスクなく儲けることのできる事業と言える。 この記事について この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2015年6月6日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額525円)の申し込みはこちらから。 先日、発表された決算内容を振り返ると、特にKDDIは営業利益は2期連続2桁成長を達成している。このご時世、2桁成長を二期も続けるのは大変なことだ。 その内訳を見ると、モバイル通信料金の収入
