なぜならフランスの主要なメディアでは「おいしいハンバーガー、トップ10」というような特集を何度も組んでいるし、日本人観光客にとっても「フランスでハンバーガー」というのは、1つの選択肢になりつつある。 よって、どの店舗のハンバーガーがおいしいといった議論は、エキスパートのそれら媒体に任せるとして、コネタではフランス(欧州)のハンバーガーと日本のそれとの違いを探してみた。そこにはハンバーガーの出生の秘密があった。 フランスのレストランでハンバーガーを注文するとき、大抵はステーキのように「レア(フランス語ではセニャン)、ミディアム(ア・ポワン)、ウェルダン(ビアン・キュイ)」の3種類を伝えなければならない。大手ファーストフードチェーンの場合、ハンバーガーのパテはどれも同じ焼き加減(ウェルダン)で提供されるが、フランスではお高めなレストランでなくとも、ハンバーガーを注文する際は焼き加減を言う。 も