展示されたドイツ製のディーゼルエンジン=兵庫県尼崎市長洲東通1のヤンマー尼崎工場で2009年9月25日午前11時00分、中里顕撮影 【兵庫】尼崎市とドイツのアウクスブルク市が姉妹都市提携を結んで50年を迎えたのを記念し、同市長洲東通1のヤンマー尼崎工場で25日、現存するものとしては世界最古とされるドイツ製ディーゼルエンジンの見学会が開かれた。見学者たちは、感心した様子で重厚感あふれるつくりを楽しんだ。 今回見学会で用意されたディーゼルエンジンは1899年、ドイツのマン(MAN)社アウクスブルク工場で製作されたもの。ヤンマーの初代社長・山岡孫吉がディーゼルエンジンの発明者でドイツ人博士のルドルフ・ディーゼル氏の生誕100年周年を記念し、アウクスブルク市内の公園に石庭苑を寄贈したところ、感謝の意を込めてマン社からヤンマーに贈呈された。ヤンマーによると、世界で2台しか現存していない貴重なエンジン