パーティーシーズン真っ只中。「お酒は飲みたいけれど、弱いので飲める人がうらやましい」「お酒が苦手なので、飲み会はちょっと憂鬱」「つい飲み過ぎるので自制したい」といった悩みを持つ人に朗報がある。近年、酒ともいわゆるソフトドリンクとも異なる、ノンアルコールドリンク(ノンアル)の世界が広がってきているのだ。 ノンアル市場が拡大中 その登場は2009年。キリンが世界初のノンアルビール「キリンフリー」を出し、大手他社が追随。ワインやハイボール、チューハイ、梅酒など多様なノンアルドリンクが売られるようになった。つまり、ノンアルドリンクとは、ジュースやお茶とは別物で、酒からアルコール分を抜いた飲み物と言える。 また、2016年に大阪・心斎橋にノンアルのカクテル「モクテル」を出すバー「グリーンスポット」が開業したのを始め、関西や東京などでノンアルに力を入れるバーが次々に登場。ノンアルドリンクの選択肢を増や