「図書館検索を変えていきます。もう1度」――国内の公共図書館の蔵書を横断検索できるサイト「カーリル」を運営する米Notaはこのほど、蔵書検索ページをユーザーがカスタマイズして公開できる「カーリル・ローカル」を始めた。海の見える図書館だけを調べるなど、検索対象となる図書館を自由に設定できる。 GoogleかYahoo! JAPAN、mixiのアカウントを使ってログインし、検索対象となる図書館を自由に指定して、カスタマイズした蔵書検索ページを作成。書籍の有無や貸し出し状況を調べられる。作成した検索ページを自分専用で使う場合は「非公開」に設定することも可能だ。 カーリルでは従来、検索対象の図書館を市町村や大学別に指定して調べることができたが、カーリルローカルでは「東横線沿線の図書館」や「海の見える図書館」から調べるなど、より柔軟な組み合わせが可能。ネット上に検索システムを公開している公共図書館の