相続税を申告した後で税務調査が行われ、追加で相続税を課されるケースがあります。 税務調査は、申告をしてから1~2年後に実施されることが多く、申告した後もなかなか安心はできません。 それでは、実際にあなたのもとに税務調査が来る可能性はあるのでしょうか。 この記事では、国税庁が発表している統計をもとに、相続税の税務調査が行われる確率を検証します。 あわせて、税務調査が実施されやすいケースや、税務調査を受けないようにする対策もご紹介します。 動画で相続税の税務調査の確率について解説しています! 1.相続税を申告した人の11人に1人が税務調査の対象に 国税庁は、相続税の申告件数と税務調査の実施件数を毎年公表しています。 申告から調査までには、1年から2年の時間差があります。ここでは、直近の税務調査の件数をその2年前の申告件数で割って、税務調査が行われるおおよその確率を求めます。 平成30事務年度(