左サイドバックで出場したフェルトンゲン(左)。日本のサッカーが「予想以上に良くて驚いた」と語った 【VI-Images via Getty Images】 2014年ブラジルワールドカップ(W杯)予選のベルギーは強かった。彼らはクロアチア、セルビアといった強国の入ったグループAを8勝2分けと無敗で勝ち抜いて本大会出場を決めた。02年のW杯以来、ユーロ(欧州選手権)も含めて本当に久しぶりのビッグイベントへの出場決定に国民も沸いた。07年には71位だったFIFA(国際サッカー連盟)ランキングも5位(11月20に現在)まで上がり、12月に行われるグループリーグ組分け抽選会の第1ポット入りを果たした。選手たちもイングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、というビッグリーグでプレーするスターぞろいとあって、ベルギーでは代表チームに対するブームが起こっていた。 しかし、11月に入ってから、そのスター軍団
