Image Credit: NASA 2014年10月に起きた「アンタレス」ロケットの打ち上げ失敗について、ロイター通信やSpaceNewsなどは2015年9月25日、エンジンを供給したエアロジェット・ロケットダイン社が、ロケットを製造したオービタルATK社に対して、5000万ドルを支払うことで合意したと報じた。 失敗原因をめぐっては、両社が責任の押し付け合いを続けていたが、これにより論争は決着することになる。ただし、金額以上の詳細は不明である。 この事故は2014年10月28日に発生したもので、シグナス補給船運用3号機を載せたアンタレス・ロケットが打ち上げ直後に爆発し、墜落。シグナス補給船には国際宇宙ステーションに送り届けるための物資や実験機器などが搭載されていたが、すべて失われることになった。 オービタルATK社は事故の原因について、エアロジェット・ロケットダイン社から供給された第1段
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