海上自衛隊での潜水手当の不正受給をめぐり、木原防衛大臣に元隊員の逮捕が報告されていなかったことを受けて、防衛省は文民統制の観点からも適切ではないとして、大臣に速やかに報告する仕組みを整備することになりました。 海上自衛隊での潜水手当の不正受給をめぐり、自衛隊内部の捜査機関である警務隊が去年11月、元隊員4人を逮捕しましたが、木原防衛大臣には報告していませんでした。 これを受けて、防衛省は26日経緯を明らかにし、担当者が木原大臣に逮捕の報告を行うという認識に欠けていたとしています。 防衛省は文民統制の観点からも適切ではないとして、隊員が逮捕された場合には大臣に速やかに報告する仕組みを整備することになりました。
Published 2024/07/01 17:36 (JST) Updated 2024/07/01 17:54 (JST) 陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県海田町)で、当時の上官から計22件のパワーハラスメントを受け、適応障害から休職を余儀なくされたとして、女性防衛技官3人が1日、国と上官に対し慰謝料など計990万円の支払いを求め広島地裁に提訴した。 訴状などによると、3人は30~50代で、海田市駐屯地業務隊に所属。2018年夏~22年夏に、当時の上官から激しく責め立てられたり「誰の許可を取って残業しているんだ」と繰り返し叱責されたりし、適応障害を発症、休職した。 防衛省が22年9月から実施した特別防衛監察でパワハラを訴えたが、今年2月、認定しないとの回答があった。
記者会見する沖縄国際大の石原昌家名誉教授(右)と戦没者遺骨収集団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん=7日午後、県庁 陸上自衛隊第15旅団(那覇市)のホームページに沖縄戦で旧日本軍を率いた牛島満司令官の辞世の句が掲載されていることに関し、沖縄県の有識者や民間団体関係者は7日、句の削除の申し入れ書を同旅団と防衛省沖縄防衛局に提出すると明らかにした。 県庁で同日、記者会見した沖縄国際大の石原昌家名誉教授は「日本本土防衛のために地元住民に犠牲を強いた日本軍と自衛隊が同じ意思を持つ表れだ」などと批判し、掲載理由の説明を求めるとした。 戦没者遺骨収集団体「ガマフヤー」(那覇市)代表の具志堅隆松さん(70)は「甚大な被害を受けた県民の気持ちを考えてほしい」と憤った。
固定翼機と回転翼機の長所をあわせ持ち、高速飛行もできるオスプレイは、なぜ能登地方の被災地へ投入されないのでしょうか。それにはやはり、被災地が抱える地理的要因や気候も関係しています。 オスプレイは木更津駐屯地に配備 2024年の元日に発生した能登半島地震は、最も起きてほしくない時と場所で発生しました。被災地は、紀元前500年頃に中国で書かれた兵法書『孫子』でいうところの「険」「狭」の環境で、行動するのがとても難しいところです。こういった場所では大兵力も有効には使えません。それは現代技術で海路や空路を使えるようになっても、制約条件であることには変わりはないのです。 「令和4年度離島総合防災訓練」で神津島ヘリポートに着陸する陸上自衛隊のV-22オスプレイ。木更津駐屯地からCH-47の約半分の時間で到着した(月刊PANZER編集部撮影)。 それでも海路では、海上自衛隊がLCACと呼ばれる揚陸艇、い
ペットボトル飲料に洗剤を混入したり、腕時計を盗んだりして後輩隊員を精神疾患に追い込んだとして、海上自衛隊は14日、横須賀基地(横須賀市)の海上システム開発隊の30代の男性1尉を停職3カ月の懲戒処分とした。…
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