マックス・ジャコブ(Max Jacob フランス語: [maks ʒakɔb]、1876年7月12日 - 1944年3月5日)は、フランスの詩人・小説家・劇作家・画家・美術評論家・ホロコースト犠牲者である。アポリネールとともにキュビスムを代表する特異な詩人、ダダイスム・シュルレアリスムの先駆者として新しい散文詩を確立した。ピカソ、モディリアーニ、ジャン・コクトーをはじめとする前衛芸術家・文学者と幅広く交流し、膨大な書簡を遺した。アシュケナジムの家庭に生まれたが、2度の見神体験を経た後、ピカソを代父としてカトリックの洗礼を受けた。1921年から1928年まで、および1936年から1944年までサン=ブノワ=シュル=ロワール(フランス語版)(サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏、ロワレ県)に隠棲し、祈りと制作に専念した。1944年にゲシュタポに逮捕され、ドランシー収容所で肺炎のために死去。19