日本語の「キレる」は《堪忍袋の緒が切れる》という慣用表現に由来します。意味としては「我慢の限度を超えるほど怒りがわいた状態」のようにいえるでしょう。 英語では、「怒り」を示す英語表現(anger、rage、indignant、mad)などを使っても表現できますが、この他にも英語ならではの言い回しで「キレた」を表現できます。 「バナナ」と「ナッツ」 bananas とnuts は共に「気が狂う」「頭がおかしくなる」「頭に血が上る」といった俗な意味があります。複数形という部分がポイント。 どちらも「熱狂する」「熱を上げる」「夢中になる」という意味が中心で、必ずしも「怒り」を表す言い回しというわけではりませんが、キレた状態を表す場面でも多く使われます。 I’m about to go bananas! もうキレそうだよ Stop nagging! It’s driving me bananas!