東京大学は、ツイッターに差別的な投稿をしたなどとして、所属していた特任准教授を懲戒解雇の処分にしました。 東京大学によりますと大澤特任准教授はツイッターで、去年11月以降に自分が経営する会社では「中国人は採用しない」という趣旨の差別的な投稿をしたほか、ほかの教員を根拠なくひぼう中傷する投稿をするなど、東京大学の名誉や信用を著しく傷つけたなどとしています。 人工知能の研究者として知られる大澤特任准教授は、平成29年に東京大学の特任助教として採用されたあと、去年4月に特任准教授になり、ツイッターのプロフィールに「東大最年少准教授」と記してさまざまな投稿をしていました。 東京大学は「誠に遺憾で、厳正な処分をしました。倫理規範を徹底するとともに、教員採用手続きや組織運営の在り方を検証し、再発防止に努めます」などとしています。 大澤特任准教授はツイッターに「処分は不当だ。日本のAI技術の発展を軽んじ