会見する石井泉・三菱重工業執行役員(左端)、下平幸二・内閣衛星情報センター所長(左から2人目)ら関係者=26日、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(草下健夫撮影) 政府の情報収集衛星・光学5号機を搭載したH2Aロケット28号機の打ち上げが成功した26日、鹿児島県の種子島宇宙センターでは政府関係者らが会見し、成功の意義を語った。 「現在の運用体制を確実に維持できることになり、大変うれしい」。情報収集衛星を運用する内閣衛星情報センターの下平幸二所長は、こう話した。 情報収集衛星は地上をデジタルカメラで撮影する光学衛星2基と、電波を使うレーダー衛星2基の計4基で、地上のどこでも1日1回撮影できる本格運用が行われている。今回の光学5号機は設計上の寿命を迎えた3号機の後継機で、撮影性能も向上した。 下平所長は「わが国や国民が直面している危機は周辺地域のみならず、世界中で発生している。それらに対応す
アニメ不毛の地・静岡で、これまで「ONE PIECE」や「妖怪ウォッチ」などを再放送していた、テレビ静岡の夕方アニメ枠が、4月の番組編成の変更に伴って消滅することが分かりました。 静岡はもともとテレビ東京系が存在せず、隣の愛知や神奈川などに比べて極端にアニメの放送数が少ないことから、ネットでは「アニメ不毛の地」とも呼ばれていました。そんな中、平日午後5時台に「ONE PIECE」などを再放送していた、テレビ静岡の「夕方アニメ枠」は県民の心のよりどころだったのですが……(関連記事)。 テレビ静岡に確認してみたところ、4月以降、夕方アニメ枠はやはり完全に消滅、後番組としては、ニュースや情報番組などが入るとのことです。またこれまで再放送していた番組についてですが、「ONE PIECE」については深夜枠へ移動し、放送ペースを週5回→週1回に縮小、また「妖怪ウォッチ」など一部の番組については3月で再
札幌ドームでプロ野球・日本ハムの試合を観戦中にファウルボールが当たり右目を失明した女性が、球団やドームなどに賠償を求めた裁判で、札幌地方裁判所は「注意喚起をしていたことを踏まえても安全性を欠いていた」として、球団などにおよそ4200万円の支払いを命じました。 裁判では安全対策が十分だったかどうかが争われ、球団側は「観客席の前に設置したフェンスの高さはほかの球場に比べて低くなく、観客には打球の行方に注意するよう呼びかけるなど対策を取っていた」と主張していました。 26日の判決で、札幌地方裁判所の長谷川恭弘裁判長は「観客に常に試合から目を離さないよう求めるのは現実的ではない」としたうえで、「フェンスの高さはファウルボールを遮れるものではなく、目を離したすきに打球が飛来する可能性も具体的に周知していなかった」と指摘しました。そして、「注意喚起をしていたことを踏まえても安全性を欠いていた」として、
火山ガスの影響で積もった雪が黄色くなった御岳山頂(21日午後、長野・岐阜県境の御嶽山で)=沼田光太郎撮影 戦後最悪の噴火災害となった御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から27日で半年を迎える。 死者57人、行方不明者6人が出た御嶽山は雪に覆われ、今も噴煙を上げる。噴煙に含まれる硫黄成分のため、山頂付近はうっすらと黄色く染まっている。捜索再開は雪解けを待つため、早くても6月下旬以降になる見通しだ。 気象庁によると、御嶽山の地下で発生する火山性地震の頻度は、噴火前後に比べて少なくなっている。しかし、ほとんど観測されなかった昨年8月以前の状態には戻っていないという。 山頂付近は例年6月中旬まで雪が残る。噴火警戒レベルも「レベル3(入山規制)」に引き上げられたままで、長野県は、積雪状況や火山活動の状況などを踏まえて捜索再開時期を決める。県警は、山腹の山小屋に宿泊して捜
3月25日、サウジおよび湾岸諸国は、イエメン暫定政府の要請に応え、「フーシ派」に対する空爆などの軍事作戦を開始したことを明らかに。写真はサレハ元大統領を支持する武装勢力。アデンで19日撮影(2015年 ロイター) [ドバイ 25日 ロイター] - 緊迫の度合いを増すイエメン国内の武力衝突。サウジアラビアとイランを巻き込む事態となれば、世界最大の油田を抱えるアラビア半島での代理戦争に発展する恐れがある。また、中東で複数の紛争を招いているイスラム教の宗派対立がさらに激化する可能性もある。 イエメンでは、サレハ元大統領を支持する武装勢力とも連携するイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」が急速に勢力を拡大。25日には空軍基地を制圧し、ハディ暫定大統領が逃れた南部アデンにも迫った。ハディ暫定大統領は、フーシ派が昨年9月に首都サヌアを掌握したのを受け、アデンに逃れていた。
(CNN) ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機がフランス南東部のアルプス山脈付近に墜落した事故で、米紙ニューヨーク・タイムズは捜査にかかわる軍幹部の話として、現場から回収されたボイスレコーダーを解析した結果、同機が墜落した時点でパイロットの1人が操縦室から閉め出されていたことが分かったと報じた。 軍幹部は同紙に対し、閉め出された男性パイロットが操縦室のドアを破ろうとする音がボイスレコーダーに記録されていたと説明。「なぜこの人が閉め出されたのかはまだ分からない」「しかしこれが墜落間際で、単独で残ったもう1人のパイロットがドアを開けなかったことは間違いない」と語った。 一方、CNN系列局のフランス2によれば、フランス当局は25日、犠牲者数人の遺体をヘリコプターで回収したことを明らかにした。 捜索隊はこの日、ヘリコプターで現場の山間部に降り立ち、険しい斜面の捜索を続けた。原因解明の
【ワシントン=加納宏幸】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に掌握されているイラク北部の要衝ティクリートを奪還するイラク治安部隊などによる作戦が25日、再開された。米軍などの有志連合が初めて空爆を実施し、イラク側の作戦を支援した。米国防総省が同日、明らかにした。イラク第2の都市、北部モスル奪還に向けた大きな転換点となる。 イラク側は今月2日、シーア派民兵などを含む約3万人を動員し、奪還作戦を開始し、一部を制圧した後、膠着(こうちやく)していた。 米国は当初、対立しているシーア派大国イランがイラクとの作戦調整に加わっているため、空爆による支援に慎重だった。ティクリート住民の多くが「イスラム国」と同じスンニ派のため、宗派対立が激化することを懸念したためだ。 しかし、イラク側から強い要望があり、空爆に踏み切ることにした。 国防総省は25日、「イラクのアバディ首相の要請に基づき、イラク治安部隊
3月25日、独ルフトハンザの格安航空部門、ジャーマンウィングスは、同社の運航する旅客機がフランスアルプスで墜落した事故を受けて一部の乗員が搭乗を拒否しているため、これまで予定されていたよりも多くの便の欠航を余儀なくされる見通しだ。デュッセルドルフで撮影(2015年 ロイター/Ina Fassbender) [デュッセルドルフ(ドイツ) 25日 ロイター] - 独ルフトハンザの格安航空部門、ジャーマンウィングスは、同社の運航する旅客機がフランスアルプスで墜落した事故を受けて一部の乗員が搭乗を拒否しているため、25日にこれまで予定されていたよりも多くの便の欠航を余儀なくされる見通しだ。
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