公明党大阪府本部は26日、大阪維新の会が掲げる大阪都構想の是非を問う住民投票に協力する姿勢に方針転換した経過について、大阪府市両議会の所属議員らに説明するため、大阪市内で臨時の会合を開いた。 ほとんどの議員は事前に方針転換を知らされていなかったため、一様に困惑した表情。約1時間にわたって経過説明が行われたが、意思決定に関わった北側一雄副代表と佐藤茂樹府本部代表が欠席したため「2人に説明させるべきだ」「撤回しろ」と怒号が飛び交うなど紛糾した。 会議後、市議はぶぜんとして「納得できません」。府議は「理由が説明されていない。本当にこのまま進めるつもりか」と憤りを隠せない様子だった。