テレビキャスターの辛坊治郎さんの講演会「読売セミナー2011in福井」(読売新聞大阪本社販売開発部主催、福井県読売会協力)が28日、福井市内のホテルであり、約400人が参加した。 辛坊さんは東日本大震災の被災地復興に向け、政治家のリーダーシップが必要と強調。世論を形成する国民一人ひとりの力で、政治を変えられるとの持論を展開した。 大震災の復興財源について、辛坊さんは「無利子国債を発行しても、増税しても、国民が負担することに変わりはない」と主張した。さらに「この状況下で、責任を持ってどうすべきかを訴えるのが政治家の仕事だ」と訴えた。 また、インターネットの普及などに触れ「普通の人の普通の声に、これほどの力が与えられている時代はない。世論は目に見える権力に生まれ変わった」とし、「政治家が見ているのが世論なら、世論が賢くなるしかない」と指摘した。テレビ番組で大阪府の橋下徹知事から、後継の知事候補