契約最終年の楽天・野村克也監督(74)が来季も続投する可能性が高まっていることが8日、分かった。今季で退任が既定路線だった野村監督だが、チームを初のクライマックスシリーズ(CS)進出に導くだけでなく9日にも2位、悲願の本拠地開催が決定する。球団では広島を辞任したマーティー・ブラウン監督(46)を次期監督としてリストアップしていたが、続投を望むファンの強い声もあって方針転換を検討している。 退任が既定路線だった球団内でも、とうとう異論が噴出してきた。複数の球団関係者が 野村続投の可能性がここにきて急浮上していると明言。ある球団首脳も「結果を出した監督を辞めさせられるのか。得策ではないという声が出てきているのは確か」と認めた。 野村監督は3年契約が満了した昨オフ、人気面などを評価され1年契約を結んだ。集大成として臨んだ4年目は球団初のCS進出を決めただけでなく、9日にもCS本拠地開催を決め