チアダンを観て、部活に捧げた青春を思い出した。 人生の半分を、バスケ部として過ごしてきた。 小学3年生のときに親の真似してバスケを始め、中学、高校、大学と毎日練習してきた。 「目標は全国制覇だ」 なんて言えたらカッコいいんだけど、あまりに非現実的な目標は人をモチベートしない。 実質的な目標は県大会での優勝で、そのために青春の8割を費やした。 来る日も来る日も部活に明け暮れ、部活をしてないときは恋していた。 平安時代の男は顔も見えない相手にラブレターを送ることに人生を賭けていたらしいが、僕は会うこともできない他校の女子にラブメールを贈ることに青春を賭けていたのだ。 賭けに敗れたのは、言うまでもない。 高2の冬に、隣の高校の女バスのマネージャーと付き合った。 地元で一番可愛いと言われていた女の子で、背景が透けて見えるほど白い肌、人形のような大きな瞳、足は折れそうなほど細いのに、なぜか出るところ
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