ソニーから3.5インチフロッピーディスクを記録媒体に採用した、異色のデジタルカメラ「デジタルマビカ MVC-FD5」が発売された。 いまやメモリーカード採用機が主流だが、デスクトップパソコンに気軽にデータ転送できるわけではなく、カードドライブや専用ソフトによるシリアルケーブル転送、IrDAなど、いずれも決定打とはなっていない。 そこで登場したのが、もっとも普及している3.5インチフロッピーディスク(2HD 1.44MB)を採用することで、パソコンへのデータ転送の容易さと記録媒体のランニングコスト低減の両方を一挙に解決し、「カードドライブを買うのも、専用ソフトやケーブル転送もイヤ!」という、幅広いユーザーをターゲットにしたのが、本機の最大の特徴だ。 【編集部注】 価格、スペックなどは関連記事をご覧ください。 MVC-FD5の本体写真以外はすべてMVC-FD5の製品版によって撮影されたサンプル