社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)は26日夜、重野安正幹事長と国会内で会い、同党を離党する意向を伝えた。重野氏ら執行部側は慰留している。辻元氏は離党の理由について明らかにしていないが、重野氏との会談後、記者団に「27日に記者会見する」と語った。 辻元氏は、5月末の社民党の連立政権からの離脱をはじめ、参院選結果についての党の総括をめぐり、現執行部の方針に批判的立場を取っているとされる。 辻元氏は1996年に初当選し、当選4回。昨年の政権交代から連立政権を離脱するまでは国土交通副大臣を務めていた。
「日本復活特別枠」創設=1兆円超を政策コンテスト−27日にも決定・概算要求基準 「日本復活特別枠」創設=1兆円超を政策コンテスト−27日にも決定・概算要求基準 政府がまとめた2011年度予算の概算要求基準の閣議決定案「総予算の組み替えで元気な日本を復活させる」の全容が26日、判明した。民主党マニフェスト(政権公約)施策や新成長戦略の関連施策に予算を重点配分するため、「元気な日本復活特別枠」を創設。「1兆円を相当程度超える」とした特別枠の配分は、公開で行う「政策コンテスト」で決める新たな手法を導入する。 政府は27日にも閣議決定する方針。ただ、基準案にある予算の一律1割削減には一部閣僚が反発しており、決定がずれ込む可能性もある。菅直人首相は26日夜、記者団に対し「27日の閣僚懇談会で大いに議論していきたい」と語った。(2010/07/26-21:53)
「与党の暴走を許さない」。民主党と連立協議を始めている社民党の辻元清美国対委員長が3日、新任あいさつにたずねた公明党の漆原良夫国対委員長に対し、“与党内野党宣言”とも受け止められる発言をする一幕があった。 辻元氏は会談で、いきなり「与野党が代わるが、私は与党の暴走を許さない。数で押し切らない国対にしたい」と断言。その後も「数で押し切られる辛さは身に染みている」などと繰り返す辻元氏の勢いに、漆原氏は困惑しきり。「ここ、記事にするように」と記者団にいうのがやっとの様子だった。
社民党の辻元清美前国土交通副大臣が離党の意向を明らかにしたことは、参院選で敗北した同党にとって大きな打撃となった。福島瑞穂党首ら執行部への不満は他の議員にもくすぶっており、福島氏は自らの進退問題にも直面することになったうえ、党存亡の危機にも立たされたといえる。同時に民主党との連携維持を模索していた辻元氏の離党は、社民党と民主党の間の距離を一層拡大しそうだ。 「党のあり方や連立政権離脱など、ずっと思ってきたことを伝えた」 辻元氏は26日夜、重野安正幹事長と約4時間会談した後、記者団に離党の意向を固めた理由を手短かに答えた。 辻元氏は旧社会党の右派を中心とする勢力が離れた後の社民党にあって、党の将来を担う人材として期待された。だが、秘書給与詐取疑惑の責任をとり議員辞職し、詐欺容疑で逮捕、有罪が確定した。その後は福島党首の陰に隠れる存在となった。 昨年の衆院選では民主党の全面的な支援を受けて当選
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