前足に障害があり、他の猫のように4本足で歩くことができない猫のカンガは、3年前、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにある動物病院に運ばれた。 当初安楽死させるしかないだろうと思われたカンガだったが、心優しい女性の手伝いもありSaving Grace Rescueというシェルターに保護された。 まだ生後4週間だったカンガは温かく抱きしめてくれる存在を求めていたのだ。 安楽死寸前のところ施設に保護されたカンガ カンガは前脚の足首とヒジの間の骨が短くなってしまう橈骨(とうこつ)不全という先天的な症状を持っていた。 この症状を持つ猫は、4本足で立とうとすると前脚にあまりに大きな負担がかかるため、後ろ脚で立つ姿勢を取ることが多い。カンガもそうだった。 その姿はカンガルーのようだったので、“カンガ”と名付けられたのだ。 この画像を大きなサイズで見るimege credit:Facebook 安