この動画は、ニューヨークの「かつての姿」と、今を比べられるよう作ってみました。途中にある写真は、ことし3月以降の“ロックダウン”下のニューヨークで筆者が撮ったものです(メディアは通勤などの外出は認められていました)。 新型コロナウイルスの感染拡大が、世界で最も深刻なアメリカ。中でも、当時いちばんひどかったのがニューヨークです。3月22日から、住民に原則自宅での待機を求めるなど、3か月近くにわたってほぼすべての経済活動を強制的に停止し、その後の感染爆発を何とか食い止めました。しかし、ロックダウンから半年がたち、周りを見れば、その代償がとても大きいことに気付きます。(アメリカ総局記者 野口修司) 本来であれば「国連総会ウイーク」で各国首脳が集まり、街には警備も含めて人があふれる9月後半のニューヨークですが、ことしは閑散としています。 ロックダウンのさなかに比べると人は戻ってきましたが、それでも