今月開かれた大相撲・生活指導部特別委員会講習会に出席して講師の話を聞く白鵬関ら関取・親方衆(前列左から大関・把瑠都、琴光喜、魁皇、琴欧洲、横綱・白鵬、貴乃花親方)=両国国技館= 撮影・千村安雄 大相撲の賭博問題で、横綱、白鵬関の付け人の幕下、光法(28)=本名・近藤将大=が警視庁の事情聴取を受けていたことが23日、関係者への取材で分かった。野球賭博への関与を認めたとみられる。「賭博汚染」が横綱の側近にまで及んでいたことで、問題の深刻さが改めて浮き彫りとなった。 野球賭博をめぐっては、大関、琴光喜関(34)=本名・田宮啓司=が平成21年12月ごろ、約500万円の「勝ち金」を得るため仲介者を通じて払い戻しを求めた際、幕下力士の兄の元力士(38)から賭博関与の口止め料として、現金350万円を脅し取られ、さらに1億数千万円を要求されたとされる。警視庁は恐喝容疑で、元力士の逮捕状を取る一方、琴光喜関