安倍晋三氏はIOC総会での日本へのオリンピック招致のためのプレゼンテーションのなかで、福島原発は完全に政府のコントロール下にあると述べた。 そうなると、汚染水の流出も政府の管理の下で実行されていることになる。 政府の制御下にないから放射能汚染水が外部流出しているのであり、根本的な言葉の矛盾をはらんでいる。 光に群がる蛾のように、オリンピックのような話題に人々の関心は寄せられるが、放射能事故の被害者は、強い疎外感を味わっている。 安倍財政で公共事業が拡張され、官僚の勤務先や居住先の施設が整備されてゆく。 首相官邸も議員会館も豪華に建造されてきた。 その一方で、生活保護は削減され、子ども手当は廃止され、高校授業料無償化も縮小される。 企業が労働者を解雇する自由は拡大され、年金の支給開始年齢は引き上げられる。 病院窓口での本人負担は大幅に引き上げられ、介護を利用する本人負担も大幅に引き上げられる
東京電力福島第一原発事故を巡り、東電幹部らの刑事責任の有無を捜査している検察当局は、業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発された、勝俣恒久前会長(73)ら事故時の東電幹部や、菅直人元首相(66)ら政府関係者など約40人について、9日、不起訴とした。 告訴した被災者らにも近く処分内容を説明する方針。 被災者や市民団体は、事故で避難を余儀なくされた入院患者が死亡したり、放射性物質が外部に拡散したりしたのは、東電や政府が事故前後の対応を怠ったためだと指摘。同容疑のほか、業務上過失激発物破裂容疑、公害罪法違反、原子炉等規制法違反の適用を求めた。 検察当局は昨年8月に告訴・告発を正式受理。当時の東電幹部や政府関係者、地震・津波の専門家らを広く事情聴取したが、刑事責任を問うだけの証拠を収集することはできなかったとみられる。
NTTドコモは6日、携帯電話利用者の位置情報などが分かるビッグデータを10月に企業向けに販売すると発表した。 携帯電話基地局が、エリア内の携帯電話の位置情報などを自動的に把握している特性を生かし、特定エリアの時間帯ごとの人口の変化などのデータを販売する予定だ。 基地局が収集するデータには、位置情報だけでなく契約者の年齢や性別、住所も含まれる。7月にJR東日本がICカード乗車券「Suica(スイカ)」の乗降履歴を利用者に無断で企業に販売していた問題が発覚したことから、ドコモは、携帯電話番号や生年月日を除くなどして個人の識別ができないようにする。 さらに、契約者が申請すれば、個人データをデータとして利用できないようにする。 ドコモは、企業などにデータを販売する際、顧客の要望に応じたデータを子会社の調査会社に提供し、データをもとに分析したリポートを渡す。
第32回オリンピック競技会は24日、東京・新宿区の新国立競技場で開会式を迎えた。世界246の国と地域から2万人を超える選手が参加するスポーツの祭典がこの日正式に幕を開け、8月9日まで14日間にわたり熱戦を繰り広げる。東京での五輪は1964年以来56年ぶり、2度目の開催。 開会式の会場となる新国立競技場には、政府が立ち入り制限を一時解除した17日から早くも数百人規模の行列ができるなど、その期待の高さをうかがわせていた。 「世界のキタノ」として知られる映画監督・北野武さん(73)演出による、江戸の「粋(いき)」をテーマにした開会式は、キタノブルーで統一したハッピ姿の男女1千人がグラウンドに登場。音楽家・坂本龍一さん(68)のアレンジによる「東京音頭・テクノリミックス」に合わせ、息の合った盆踊りを披露した。 また注目の聖火リレー最終走者には、ルーマニアの元体操選手ナディア・コマネチさんが登場。北
福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。 守田です。(20130906 23:00) 福島原発から大量の放射能汚染水漏れが続いています。しかもとんでもない数字が連日出てきています。実は海に毎日400トンもの汚染水が流れ込んでいたとか、原発の近くのトレンチと呼ばれる溝に膨大な量の放射能がたまっていて、それも海に漏れ続けているとかです。 最近はこれにタンクから汚染水が漏れ出して、周辺でものすごい高線量の放射線が計測されているという事態が重なっています。その上、発表された数字がたびたび訂正される。あるいは新たな事実が小出しで繰り返し出てきて、話に修正に次ぐ修正が繰り返される。 これだけ次から次へと汚染水漏れが重なり、数字の書き換えなどが繰り返されると、よほど細かくこの事態を追いかけていないと何が何だか分からなくなってしまい
東京の五輪招致を打ち出した前都知事で日本維新の会の石原共同代表は7日、福島第一原発の汚染水問題がクローズアップされていることについて報道陣に対し、「被曝(ひばく)体験のない外国人は放射能について非常にナーバス(神経質)になっている。ハンディキャップになっている」と語った。
【ブエノスアイレス=土方慎二】東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて、安倍首相は「問題はない」と繰り返し、政府として責任を持って解決する姿勢を強調した。 「(汚染水は)原発の港湾内の0・3平方キロ・メートルの範囲内で完全にブロックされている。数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の水質ガイドラインの500分の1だ。日本の食品や飲料水の基準は世界で最も厳しい。現在も将来もまったく問題ない。抜本解決に向けたプログラムに責任を持って着手している」 安倍首相は、IOC委員からの質問にこう答えた。その上で「今、この瞬間にも、福島の青空のもと、子供たちはサッカーボールを蹴りながら、未来を見つめている。私は、彼らの未来と安全に責任を持っている」と締めくくった。
2020年の夏季オリンピックの東京開催が決定した2013年9月8日朝、日本がお祭り騒ぎになる中で、韓国のメディアなどでは、冷ややかな声も出ている。ネットでは、「富士山が爆発して韓国で開催される」「開催地の変更はまだ可能」といった書き込みもあるほどだ。 これに対し、日本のネット上では、「韓国は参加をボイコットすればいいのに」といった声も出ている。 韓国紙「中国で東京開催を祝うのはたった16.1%」 20年の五輪の開催地を巡っては、韓国が東京での開催を阻止するためのロビー活動を活発に行っていると噂されていた。韓国の有力紙の「朝鮮日報」や「中央日報」は13年8月から9月にかけての社説などで、日本は放射能問題の解決より五輪招致が重要なのか、とか、汚染水問題を解決できなければ五輪招致を自主的に放棄すべき、などと論じてきた。また、IOC総会を前に日本の皇族が アルゼンチンを訪問してIOC委員と会うのは
2020年五輪開催都市に東京が選ばれたが、IOC委員からは汚染水による影響について質問されるなど福島原発事故への心配の声が目立った。これに対し、安倍首相が「新聞のヘッドラインではなく、事実を見ていただきたい」と不満を口にする一幕もあり、メディアへの不信が際立っている。 安倍首相は猪瀬直樹東京都知事やフェンシングの太田雄貴選手らとともにプレゼンに出席。約5分間のスピーチをすべて英語で語った。 連日の新聞報道では事態の深刻さを思わせる表現が並び その中で安倍首相は東京で開催するメリットとして、世界で最も安全な都市であることをアピールし、福島の原発事故については「福島の状況はコントロールされている。東京にダメージが与えられることはない」と訴えた。 安倍首相はIOC委員から「福島の原発事故について毎日のようにメディアが報じているが安全は確保されているのか」と質問されると、日本語で回答すると断り、「
自民党の石破茂幹事長は8日、訪問先の北海道釧路市で記者団に対し、東京五輪招致の不安材料だった東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて、「安倍晋三首相がプレゼンテーションで心配ないと言い切ったことが大きかった。科学的根拠もきちんと示せた」と述べた。 特集:2020夏季五輪招致 さらに、「治安の面でも財政の面でも、ということがアピール度が高かった」と分析。今後は「国民の理解、世界の期待にきちんと実績を持ってこたえられるように、党を挙げて、政府与党一体となって取り組んでいきたい」と述べた。 関連記事3党幹事長会談開催へ 民主が受け入れ8/28自公、民主に幹事長会談呼びかけ 国会改革で一致点探る8/26自民・石破幹事長、党内向け憲法勉強会開催を表明8/6民主、22日に幹事長会議8/2自民・石破幹事長「優先順位は経済の回復」7/21「ねじれ解消の訴え受け入れられた」自民・石破幹事長7/21「日本に
「おまえがいうな」の一言ですな 一応、出来事を時系列順に並べてみました。 衆議院の公式サイトから引用します。 2006年12月13日の共産党の吉井英勝参議院議員の質問 http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm >巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書 提出者 吉井英勝 >一 大規模地震時の原発のバックアップ電源について >1 原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、 >停止した原発の機器冷却系を作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか。 >そういう場合でも、外部電源が得られるようにする複数のルートが用意されている原発はあるのか。あれば実例を示されたい。 >また、実際
安倍晋三首相は7日夜(日本時間8日午前)、ブエノスアイレスでTBS番組に出演し、国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京電力福島第一原発の汚染水漏れを解決できると説明したことについて、「自信があるからそう言った。海外の不安は払拭(ふっしょく)できた。だからこそ、日本が招致を勝ち得ることができた」と語った。 特集:2020夏季五輪招致 そのうえで、「あとはしっかりと(汚染水対策を)実行していきたい。今の段階でも、原発の港湾の0・3平方キロメートルの中に完全に汚染水はブロックしている」と強調した。IOC総会の招致演説でこうした考えを説明した結果、「会場から拍手が起こった。その瞬間、みなさんに説明を理解してもらえたと確信した」と述べた。 関連記事首相「汚染水漏れ抜本解決プログラムに責任もつ」9/8「ヘッドラインではなく事実みて」汚染水巡る首相発言9/8汚染水「現在も将来も問題ない」 プレゼン
小学生は「宿題は明日やる」と言うが、安倍首相は「そもそも宿題はありません」と言ったのだ。猪瀬直樹東京都知事は、東京五輪開催が決定した後のインタビューで「これで希望を作ることができる」と紅潮した顔で答えた。招致におけるメインスローガンは、「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」だった。 必要とされていた夢がこうして手に入り、これで希望が作れるのだと言う。あまりにも浮ついてはいないか。投票直前の安倍首相のスピーチも含めた上で皮肉めいた言い方をすれば、欲しかった希望は、「国民の希望」ではなく「原発に対する希望的観測」だったのではないか。 投票が始まる直前に新聞受けに差し込まれた朝刊を引っこ抜いて、日本に五輪を行なう資格などないのではと根から疑った。進む投票を横目で見つつ、IOC総会での最後のプレゼン&質疑応答で放たれた安倍首相の発言要旨にうなだれた。 福島第一原発での汚染水漏れに対して、「状況はコ
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