フランス・パリ(Paris)のグレヴァン蝋人形館(Grevin Museum)の悪魔のろう人形(2001年1月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOEL SAGET 【10月25日 AFP】フランス・パリ(Paris)近郊の小村ラ・ヴェリエール(La Verriere)で23日、集合住宅の4階に暮らす一家のうち11人が「悪魔から逃げようと」次々にバルコニーから飛び降り、乳児1人が死亡、7人が重傷を負うという奇妙な事件があった。 数人が集合住宅のバルコニーから飛び降りたとの通報を受けて駆けつけた消防が発見したのは、腕に刺し傷を負った全裸のアフリカ系男性1人と、子ども3人、乳児1人を含む負傷者らで、このうち乳児はパリの病院に運ばれ手当てを受けたが、死亡した。 検察発表によると、事件が発生したのは同日早朝、この家に暮らす一家のうち13人がテレビを見ていたとき。乳児が泣き出したのを聞いて起きた男