複数の関係筋によると、7月10日投開票の参院選で落選した森裕子氏が、3年後の次期参院選で立憲民主党から比例代表で立候補する方向で検討していることが明らかになった。 森氏は自由党、民主党、立憲民主党などで参院議員を3期務め、民主党時代の2011年には野田内閣で文部科学副大臣に就任した。 4期目を目指した先の参院選では、自民党の新人、小林一大(かずひろ)氏に約6万9,000票差で敗れた。
参院選の開票センターで、険しい表情でインタビューに臨む立憲民主党の泉健太代表=東京都千代田区で10日、手塚耕一郎撮影 野党第1党の立憲民主党が、政権を厳しく追及する「論客」の相次ぐ落選や引退に頭を悩ませている。6議席を減らした参院選では、森裕子前参院幹事長が議席を失った。立憲は7月29日に参院の新執行部が始動したが、国会での論戦力の低下がさらなる党勢の衰退につながる懸念もあり、早くも不安の声が出ている。 「ベテランが引退、落選し、我々の状況は厳しくなっていて、論戦力に影響することは事実だ」 29日、社民党と組む統一会派の参院会長に再任された水岡俊一氏(66)は、議員総会後の記者会見で参院立憲の「戦力低下」について率直に認めた。 立憲は、参院選で改選23議席を17議席に減らし、選挙区では新潟選出の森氏、比例代表では白真勲、有田芳生両氏などのベテランが相次いで落選。他に小川敏夫氏、那谷屋正義氏
米連邦最高裁で人工妊娠中絶に反対してきた保守派判事が、アメリカの憲法は女性の中絶権を保障しないと判断した最高裁判決を批判した各国首脳をからかう講演をした。アメリカの大学が21日にローマで開いた会議で、講演した際の動画が、28日に主催者のウエブサイトに掲載された。 米ノートルダム大学が宗教の自由についてローマで開いた会議で、サミュエル・アリート判事は、アメリカで中絶権を約半世紀にわたり保障していた「ロー対ウェイド」判例を覆した6月の最高裁判決をめぐり、判決を批判したボリス・ジョンソン英首相など各国首脳を非難。9月に退任するジョンソン首相については、アメリカの判決を批判したことの「代償を払った」などと嘲笑した。
Only The Inner Party Posted by Razib Khan On JULY 14, 2022 ノア・ロスマン著『新たなるピューリタンの台頭』 1829年、アンドリュー・ジャクソンが第7代大統領選に就任してから約20年間、アメリカを支配していたのは南部だった。たしかにマーティン・ヴァン・ビューレンのような北部人の大統領もいたかもしれない。しかし、そうした人も南部連合のリーダーだった。1850年代になって、北部が工業的に発展し、南部の人口を上回ったため、この南部連合は不安定なものなっていく。それでも、中部太平洋地域が北部に参加し、大ニューイングランドと一体となって投票するようになり、さらにフランクリン・D・ルーズベルトが古い民主党を破壊するまでの数十年間という少なからずの時間を経ないと、南部の支持基盤が共和党に移る再編成は起こり得なかった。 〔訳注:「大ニューイングラン
これで三度目の失言 ジョー・バイデン米大統領がまた、やらかした。中国の習近平総書記(国家主席)との電話会談を前に、軍事衝突のリスクをにじませる「失言」をしたのだ。大統領は米下院議長の台湾訪問に「米軍が反対している」と明らかにした。いったい、何が起きているのか。 それは、7月20日のことだった。バイデン大統領はナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問計画について、記者団に問われて「米軍は、それがいい考えだとは思っていない、と思う。だが、私は状況がどうなっているか、知らない」と語った。 この答えを聞いただけで、怪訝に思う読者もいるだろう。記者団もそうだったはずだ。なぜ、下院議長の訪台問題に米軍が口を出すのか。それは、この問題が単なる議員外交の問題ではなく、軍事衝突に発展する可能性を秘めているからにほかならない。 どういうことか。話は4月に遡る。 かねて台湾の自由と民主主義を強く支持する姿勢を示してい
米当局者がペロシ米下院議長(左)の訪台におけるリスクについて内々に説明を試みていることが分かった/AFP & Getty Images (CNN) ペロシ米下院議長が台湾訪問を計画しているとの観測を踏まえ、米国の国家安全保障当局者がペロシ氏に対し、中台関係が非常に敏感なこの時期に訪台に踏み切った場合のリスクについて内々に説明を試みていることが分かった。 事情に詳しい複数の情報筋によると、ペロシ氏はアジア歴訪の一環で数週間以内に台湾を訪問することを計画しており、民主・共和両党の議員に同行を呼び掛けているという。ペロシ氏が訪台した場合、米下院議長の訪問は25年ぶりとなる。 ペロシ氏が訪台する可能性が出てきたことで、中国の対台湾姿勢をめぐるバイデン政権内の懸念が浮き彫りになった。中国政府はここ数カ月、台湾に対する発言のトーンを強めているほか、台湾の防空識別圏に複数回にわたって軍用機を派遣するなど
SNSと現実の大きなギャップ 2022年7月10日に行われた第32回参議院選挙は、前回の衆院選と同様に自民党は盤石、左派系野党が軒並み苦戦を強いられる一方、維新が昨年の衆院選からさらに勢力を拡大させた。安倍晋三元首相が銃撃され死亡するという想定外の事件はあったが、メディアによる事前の予測から大きな変化はなく、おおむね想定通りの結果で今回の選挙は幕を閉じた。 2012年の第二次安倍政権成立以後、自民党は「最新の時代感覚から取り残され、旧態依然とした“オジサン政治”を続け、日本をダメにする悪の政党」であるとして、インターネットやソーシャルメディア上では蛇蝎のごとく嫌われている。文化人や知識人など、各界の著名人による「自民党政治」に対する批判を目にしない日はない。しかし、過去10年間で7回行われた国政選挙では、すべて自民党が圧勝と言ってよい結果に終わっている。 ソーシャルメディア世論を観測してい
東京都内の31日の感染確認は3万1541人で、1週間前の日曜日より3429人増えました。 前の週の同じ曜日を上回るのは12日連続で、日曜日としては過去最多です。 一方、都は、感染が確認された10歳未満の子ども1人を含む合わせて8人が死亡したことを発表しました。 東京都は31日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の3万1541人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の日曜日より3429人増えました。 前の週の同じ曜日を上回るのは12日連続で、日曜日としては過去最多です。 31日までの7日間平均は3万2177.6人で、前の週の131.1%でした。 31日確認された3万1541人を年代別に見ると20代が最も多く、全体の18.6%に当たる5863人でした。 65歳以上の高齢者は3189人で全体の10.1%でした。 また、人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使
新型コロナ患者を診療しつつ医療現場の声を発信する宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が30日夜、自身のツイッターを連続更新。現在感染症上の2類(結核、SARSなど)に分類されているコロナを5類(インフルエンザ)相当へ変更する議論が起こっている状況に、治療薬確保、検査の迅速化、相談窓口設置など「きちんと準備してから」決めるべきだと指摘した。 コロナ禍第7波の感染拡大で連日20万人の新規陽性者を記録。検査を求める患者が医療機関にあふれる状況に「各県複数箇所にPCR検査センターを作れば問題は解決すると思います。検査ができないから風邪症状の方も接触疑いの方も、医療機関も困っている。精度の低い抗原検査をバラ撒くのではなくPCR検査できれば問題は解決します。国民全員ガーとか、ではなく、その体制を作った上で5類にでもなんでもすれば良い」と私見をつづった。 続くツイートでは「治療薬確保し一般流
東京高校受験主義 @tokyokojuken 某中学受験スペースで、受験ストレスから「嘔吐してしまう」「髪を抜いてしまう」子が出るとの話がありましたが、大切なのは、そもそも受験競争に適さないタイプの子が一定数いるということです。本日は「もしも自分の子供が受験競争に適さないタイプだったら」という話です。 2022-07-29 23:34:30 東京高校受験主義 @tokyokojuken 私どもの東京の高校受験塾には、中学受験の過度な競争プレッシャーで身体や精神に異常をきたしてしまった親子が結構な頻度で面談にやってきます。(それでも塾に通おうとやって来るのがTokyoなのです…)アトピー悪化、不眠症、腹痛、髪が薄くなる、円形脱毛といった症状が多い気がします。 2022-07-29 23:34:46 東京高校受験主義 @tokyokojuken 東京の中学受験は過度な競争を強いられる試験一発至
梅雨明け間もない酷暑の昼下がり。 東京都内にある自宅を訪ねると、電動車椅子に乗った谷垣本人が、グリーンのサイクルウェア姿で現れた。右手でジョイスティックレバーを操縦し、自在に動き回る。事故の後遺症で、下肢は動かしづらい。手にもまひがあるというが、表情ははつらつとしており、実年齢よりもずいぶん若々しく見えた。 障害者になって、丸6年。家族と訪問介護ヘルパーに助けられながら日々を過ごす。脊髄損傷専門のトレーニングジムと病院に通い、リハビリをすることが生活の中心だ。 「自分の足で歩くことが一つの目標。一進一退ですけど、ただでさえ人間80歳を過ぎれば、寝たきりなんてこといくらでもあるでしょう。私は今、77歳ですから、日々、己に鞭を打っていないと、まったく歩けなくなってしまうと思うんです。人間の体というのは、自分でもどうなるのか分からないところがあるんですけど、今は脳から筋肉へ神経系統が適切に送れな
夕食会で乾杯するエストニアのユリ・ラタス首相(左)と安倍晋三首相(右)=首相公邸で2020年2月10日、玉城達郎撮影 あまり語られていない安倍晋三元首相の功績の一つに、首相官邸の供宴スタイルの確立がある。フランス料理にフランスワインという長年の定番を、和食、日本ワイン、日本酒の3点セットに変え、さまざまに工夫を凝らした。 外国首脳に日本の食文化の素晴らしさを知ってもらい、農産物輸出を後押しし、食を話題に首脳同士の関係を深める……。食事会を外交に最大限に活用した首相だった。 官邸の食事会で幾つかの指示 まず指摘しなければならないのは、第2次安倍政権(2012年12月~20年9月)の7年8カ月、外国首脳を食事でもてなした回数の多さだ。夕食会と昼食会はざっと数えて209回で、月平均2.2回。その前の野田佳彦政権(11年9月~12年12月)の月平均1.6回、菅直人政権(10年6月~11年9月)の1
2015年安保を闘った学生団体「SEALDs」について語る小峰ひずみさん=大阪市北区で2022年7月11日、北村隆夫撮影 2015年夏、安全保障関連法案をめぐる反対運動のただ中に若者たちがいた。学生団体「SEALDs(シールズ)」だ。国会前のデモなど熱を帯びた抗議のうねりはしかし、法案可決を阻むには至らず、翌16年に解散。同世代の批評家、小峰ひずみさん(29)は当時、その運動に共感しながらも、ある「甘さ」を感じていたという。政治を語る「私たちの言葉」を鍛え直すため、小峰さんは今あえて論じる。平成の終わりに光を放ったシールズの闘いとは、敗北とは何だったのか。 <ひとりの人間が死ねば、弔辞が読まれる。ひとつの闘いが終われば、総括が書かれて然(しか)るべきだ>。小峰さんの新著『平成転向論』(講談社)にはこう記される。21年の群像新人評論賞優秀作に選ばれた論文に大幅加筆した本書は、思想や態度の変更
「明治安田生命J1、浦和3-1川崎」(30日、埼玉スタジアム) 試合後、浦和サポーターが陣取ったゴール裏でJリーグに対する抗議の横断幕が掲出された。 【写真】真っ赤に染まった客席を背に引き揚げる浦和イレブン 「百年構想?30年目でオワコン興行」「馴れ合いを求めるJリーグから生まれるものとは」「同じ方向を向いた先にある熱狂なきスタジアムがJの理想の姿?」「フットボールに情熱を戻す決断は誰の責務?PRIDEを奪われたサポーターを無視して忖度を続けた結果、失ったものは何?」「悉く世界基準に逆行するリーグからは熱狂も客も消えていく30年目」「公平な処分Jリーグへ心から願う理想の姿」 浦和は、サポーターが新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン違反を繰り返した運営責任を問われ、26日にJリーグから2000万円の罰金とけん責の処分を科されていた。川崎戦は処分後、初の公式戦だった。 クラブによると、事前
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