【ロンドン時事】ノルウェーのノーベル賞委員会のルンデスタッド事務局長は18日、オスロで12月10日に行われる中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞の授賞式に、中国のほか、ロシア、イラク、キューバ、カザフスタン、モロッコの5カ国が出席辞退の意向を表明したと言明した。ロイター通信に語った。 同事務局長はこの中で、これらの国々は欠席の理由を示していないと指摘。その上で「これほど積極的かつ直接的に授賞式欠席を働き掛けた国の例を知らない」と、各国に授賞式欠席を呼び掛けた中国を強く批判した。 【関連記事】 【特集】「内燃化」する?中国の民主化運動 【Off Time】「デザイン王国」スウェーデン〜環境対策もオシャレに 日本大使出席に不快感=ノーベル平和賞授賞式−中国 劉氏の親族、出席せず=ノーベル平和賞授賞式 〔図解〕ノーベル賞2010・これまでの日本人受賞者