ナマケモノは一日のほとんどを木の上で暮らしているが、排便する時には、ゆっくりと木の根元まで下りていく。木の根元の地面に浅い穴を掘ってそこに糞をして、枯れ葉でそれを覆うという習性があるんだそうだ。 地上には天敵となる捕食者がいっぱいいるのに、危険を冒してまで、なんでわざわざ木を降りて排便するのかというと、そうすることによって、自分たちを養ってくれている木に、葉を食べて得た栄養価の50%を返しているのだそうだ。 コスタリカにある世界唯一のナマケモノ保護施設では、孤児になってしまったナマケモノたちに、この排便スタイルを学ばせて自然に帰すという。 Potty Training at the Sloth Orphanage Potty training at the sloth orphanage from Amphibian Avenger on Vimeo. 熱帯雨林の土壌は、温帯林のそれと違っ