フランスを代表する文豪、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」。その物語の主人公が陰謀により政治犯として閉じこめられたシャトーディフ(イフの城)はマルセイユに実在します。イフはフランス最大の港マルセイユの沖合い3キロに浮かぶ小さな島の名です。 物語のあらすじ ぬれぎぬを着せられ、無実の罪で逮捕された青年船乗りのエドモン・ダンテス。彼は流刑島(イフ島)の地下牢に14年間も閉じこめられた。その間、となりの牢の神父に学問と宝のありかを授けられた。神父の死後、脱走に成功したダンテスは莫大な財宝を手に入れ、「モンテ・クリスト伯爵」と名を変えパリの社交界に登場する。……復讐を始めるために。 モンテ・クリスト伯は全7巻。読みだしたら止まらない面白さです。