アナーキズムとしての味噌汁 体調は良好である。みなさん、ご心配なく。 そもそも、この連載開始の理由であったダイエットに関しては、その存在理由はほぼ消滅している。なにもしなくても、体重は62キロ台をキープ。もはや「ダイエット」は卒業してもいいのかもしれない。その代わり、次のフェーズである「食事」そのものの本質を問う旅はつづいている。考えるべきこと、考えさせられることは多い。いうまでもなく、「食(事)」は、人間の本質だからである。 わたしの食生活の目下の流行は「一汁一菜」だ。もちろん、料理研究家の土井善晴さんに教わったのである。 「一汁一菜」は、別のいい方をするなら「汁飯香(しるめしこう)」になる。味噌汁とご飯と香の物(漬物)、それだけだ。ちなみに、わたしは1日2食なので、1回は「一汁一菜」にしている。中身は「具沢山の味噌汁」+「玄米ご飯」+「キムチ」である。ほんとうは「キムチ」ではなく、ぬか
毎週日曜日よる11時00分~ MBS/TBS系列にて放送している「情熱大陸」のYouTubeチャンネル。2022年10月23日に放送した「情熱大陸」料理研究家 土井善晴編より未公開映像を配信!日常の食事はご飯と具沢山の味噌汁で十分。「一汁一菜でよいという提案」がベストセラーの土井先生が教えるきっと世の中で最も手軽な具沢山味噌汁の作り方。レシピはありませんが、きっとあなたの人生を幸せにしてくれるはずです♪ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「情熱大陸」見逃し配信▶︎https://tver.jp/series/srz38rt0a3 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回のゲスト:料理研究家 土井善晴 番組YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UChrwWDsptJWqbV_oPKdHk1Q?
雑誌「クウネル」の連載『考える料理』からの抜粋とnote記事からのリライトで構成したエッセイです。リライトと言いつつも文章はほぼ書き下ろし。写真はた伊藤徹也さん(小さな写真は樋口が撮っています)編集はマガジンハウスの大島さんです。 どんな本か、というのはマガジンハウス編集部のnoteでも紹介してくれています。新書なので、買いやすく、読みやすい。皆様、ぜひよろしくお願いいたします。小説であれ、料理本であれ、エッセイであれ、本を作る時は理想というか、願いを込めます。それがタイトルになった「もっとおいしく作れたら」です。食材はもともとおいしいのですから、おいしいものを作るのは最低限必要なこと。僕らは外から命を取り入れることで生きているのですから、食材の生命を敬うためにもおいしい料理をつくりたい。そんな風に思います。 本の中からレシピと文章を一品だけご紹介。 カブの丸焼きのレシピ自体はこちらのno
この項目では、フランス語由来の言葉について説明しています。韓国のテレビドラマについては「テロワール (テレビドラマ)」を、芸能事務所については「テロワール (芸能事務所)」をご覧ください。 急勾配を土壌改良した事、モーゼル川近くにある影響が、このドイツワインのテロワールである カナリア諸島ランサローテ島の火山礫で覆われた表土で育てられるワイン用マルヴァジア葡萄。低い半円の壁は常に吹く乾いた風から葡萄を守るためのもの テロワール(terroir)とは、もともとは「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉で、ワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指す語である。 同じ地域の農地は土壌、気候、地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与える[1]。 日本語では「テロワール」と片仮名転写してそのまま用いられているが、その作物における「生
星のや東京 浜田統之さん 2016年7月、皇居からほど近いビジネス街・大手町で開業した「星のや東京」。当初は日本人宿泊客が多かったが、地上17階のビルで日本旅館の伝統を体験できる素晴らしさがSNSなどで広まり、現在は約7割が欧米やアジア圏からの富裕層。1泊と言わず、数日~1週間連泊する客も少なくないという。 「星のや東京」の日本らしいもてなしと共に、彼らの心を掴んでいるのが、料理長浜田統之さんが生み出す「NIPPONキュイジーヌ」だ。 「石」五つの意思 大理石に乗せたアミューズは、海山の五味が凝縮された小さなコース料理。手前から、キスのタルタルで酸味を、トマトのガスパチョで塩味を、鮎のムースで苦味を、鰹のメルゲーズで辛味を、桜鱒のキッシュで甘味を表現。 東京へ来て揺らいだ料理のアイデンティ 浜田さんといえば、「軽井沢ホテルブレストンコートユカワタン」の料理長だった2013年に、伝統のあるフ
「独立するか否か」。料理人なら、そのキャリアの中で一度は考えることだろう。そして独立する場合に必ず考えなければならないことの一つが、誰と一緒に店をやるかという問題だ。それによって、レストランの営業スタイルは大きく左右される。 そんななか、レストランを一人で営業する、いわゆるワンオペを選択するシェフがいる。あえて人を雇わず、料理もサービスも自分一人で行う。 福岡県のイノベーティブレストラン『Restaurant SNOW(スノゥ)』のシェフ・海野元気さんは1984年生まれ。フランス料理の技術をベースに、新北欧料理の精神で地元九州の郷土性を表現するというユニークなコンセプトを掲げ、2020年7月、福岡市で開業した。 昼夜いずれも10~16品ほどのコース料理。比較的品数が多くワンオペ営業には不向きと思われる営業形態を、最初からすべて一人でやると決めていたという海野さんに、ワンオペ営業を選んだ背景
自炊の定番料理といえば、チャーハン、焼きそばなどいろいろとあると思いますが、我が家の定番はパスタ! 手軽に作れることもあって大好きで、常に乾麺をストックしています♪ ただ、ひとつだけ悩みが……それは、洗い物が多いこと。 パスタを作るときは、まず麺を大きな鍋でゆでて、その間にフライパンなどで具材やソースを作っていくのが通常の流れ。すると、鍋、フライパン、ざるといった大物の洗い物がドカドカと発生して、片付けが面倒なんですよね……。 これひとつでパスタが作れる「丸ごとパスタパン」 そんな難点をクリアしてくれそうなアイテムを見つけたので、すぐさま導入してみました。それがこちら、和平フレイズの「丸ごとパスタパン」です。
作るのはいいんですが、後片付けを考えると面倒に 岡村 最近、コロナ禍で自炊する人が増えましたけれども、僕も毎日やるようになって。で、いろいろと感じることがあるんです。 土井 感じるいうのは素晴らしいこと。どんなことを感じますか? 岡村 あらためて思うのは、家庭料理をきちんと作ることが健康に直結するということで。免疫力を上げることにつながるんだなって。そうすると、例えば、いままでやる必要のなかったことをやるようになったんですね。ショウガをするとか、ニンニクをするとか。 土井 ……ええ(怪訝な顔)。 週刊文春WOMAN vol.9 (2021年 春号) 岡村 ……いえ、もちろん、切ったり刻んだりは日頃からしてたんですよ。でも、「する」ことはなかった。ただ、食事は毎日のことですから、バリエーション豊かに、今日はあれを作ろう、明日はこれを作ろうと、さまざまなレシピを見るんです。すると、料理によって
(追記:)すごく初心者向け。調味は常に謙虚な姿勢で。 【基本】 ・料理の構成要素は「うま味」「塩加減」「風味」「素材」さえ押さえれば、基本的に食べれるものができる。 【うま味】 ・ダシ。これに後述の塩加減が混ざれば基本的に食える。 ・ダシは基本的に肉や魚介類から出る。野菜のみだと物足りないので足す。たとえば「野菜(だけの)炒めに、鶏ガラスープの素を入れる」「おひたしに鰹節を乗せる」など。 ・だしの素、鶏がらスープの素、コンソメスープさえあれば、和風・中華・洋風のニュアンスが分けられる。 ・例外的にトマトは野菜だが海外では出汁扱いされているようだ。 【塩加減】 ・人間が美味いと感じる塩の量は決まっている。スープはものによるが、生理食塩水程度の濃度で美味しく感じられる。 ・料理を作る際に添加される塩は定量的ではなく、加減されなければならない。材料に塩味のあるもの(例えばベーコンなどの加工食品な
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