いずれにしても、今や司法試験合格者数の決定要因として「受験者層の学力」が強く考慮されている可能性があります。弁護士業界の求めに応じて減員が実現した訳でもなさそうなので、色々な意味で残念です。もっとも、専門職を志す人の学力が平均的に低下しているとすれば重大な問題であり、弁護士業界に止まらず社会において真剣に考えるべき問題だと思います。弁護士法人岩田法律事務所は、2007年に北海道帯広市にて設立された弁護士法人です。弁護士岩田明子及び弁護士岩田圭只の2名が所属し、民事事件、家事事件、刑事事件、倒産事件等、種類を問わず様々な法律問題を扱っています。平成26年度の司法試験の合格者数は、前年に比べて239人減少し、1810人となりました。なぜこのような減員が生じたかということについては各方面で議論がなされています。 そうしたところ、釧路弁護士会のある先生から「どうやら、足切りを受けなかった人の合格率
