アフガニスタンの武装勢力タリバンは、NHKの取材に対し、現地の日本人などを退避させるための自衛隊機による輸送について、問題はないという認識を示しました。 一方、G7=主要7か国は24日夜、オンラインの首脳会議を開き、現地の空港からの安全な退避について議論することにしていて、その対応が注目されます。 アフガニスタンでは、タリバンが権力を掌握したことから、首都カブールの空港周辺は国外へ逃れようとする多くの人たちで混乱していて、各国が軍用機を派遣して、自国民や協力者などの退避を進めています。 こうした中、日本政府が現地の日本人などを退避させるため、自衛隊機を派遣したことについて、タリバンの報道担当のアハマディ氏は24日、NHKの取材に対し「退避については問題ない。日本が自分たちで調整して、自国民を退避させるのであれば、退避は認められる」と述べ、問題はないという認識を示しました。 一方、アメリカの