カネボウ化粧品が販売する「美白効果」をうたった化粧品を使った人に、肌がまだらに白くなる症状が出た問題で、会社側は、問題の製品を使用したことによって症状が出たと確認できた人が4000人余りに上っていると発表しました。 この問題は、カネボウ化粧品が販売する「美白効果」をうたった化粧品を使った人に、肌がまだらに白くなる「白斑」と呼ばれる症状が出たことが分かったものです。これについてカネボウ化粧品は、今月28日までの調査結果を31日発表し、回収対象の化粧品を使ったことが原因で顔に白斑が出るなど、何らかの症状が出たと会社側が確認した人は4061人に上っていることが分かりました。 会社側では、症状が確認された人の医療費などを負担するとともに、一定の基準を定めたうえで慰謝料の支払いにも応じることにしています。 会社側は今月23日の発表で、6808人から症状が出たという連絡があったと公表していましたが、今