ひきこもりの社会学 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 井出草平出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2007/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 130回この商品を含むブログ (36件) を見る タイトル通り、「ひきこもり」と呼ばれる現象を社会学の観点から解析しようとした一冊。発表後、各方面で反響を呼んでいる。 全般的に非常に興味深い内容だが、ここでは、「ひきこもり」と「オタク」を巡る断面に話を絞って話す。 いや、これが、ぼく的には目からうろこ落ちまくりの内容だったんですね。簡単にいうと、なぜ、ひきこもり当事者はオタクにならないのか、という話。 ネットでは、そして世間でも、未だに「オタク」と「ひきこもり」を同一視する傾向がつよい。 暗い部屋に閉じこもってひたすらアニメやゲームに没頭する、「オタク」の末期的症状、それがひきこもりだ、という理解。 しかし、こ
