竹製耳掻き 金属製耳掻き 耳掻き(耳かき、みみかき、英: Ear pick)は、耳の穴(外耳道)の内側をこすって掃除する行為。また、その際に用いる、先端がへら状になった細長い棒状の道具[1]。 一般に、耳掃除などとも言う。 東アジア人種に多い乾いた耳垢の除去に適しており、白人・黒人に多い粘性の耳垢の除去には向いておらず、したがって欧米ではあまり販売されていない[2]。 日本で普及している耳掻きのさじの反対側(後端)には、梵天(凡天、ぼんてん)と呼ばれる水鳥の羽毛や、こけしなどの装飾がつけられていることが多い[3]。 料理などの際に調味料を合わせるとき、「耳掻き一杯程度」などとして分量の目安として使われることもある。これは「ほんの少し」の比喩的表現である[4]。 耳掃除を好んで行う人は、迷走神経が集中する外耳道に耳かきで触れることで快感を得られるとされる。一方で、2割ほどの人は同様の行為で咳