Microsoftはハードウェアメーカー各社からの不満をうけ、「Windows Vista」用評価ツールを書き直した。しかしこの変更だけでは完全に懸念を抑えることができない可能性がでてきた。 Microsoftは5月に、まもなく登場するOSの新機能をどの程度活用する能力があるかを評価するツール「Windows System Performance Rating」の修正を約束していた。同ツールがスコアを示す方法や、そのレーティングが導き出される過程について不満の声があがっていたためである。 このツールは、メモリ、グラフィックスパフォーマンス、その他の内部コンポーネントについてVistaの極めて複雑なニーズに対する消費者の理解を助けるために設計された。同ツールは5つのベンチマークに注目し、各項目について個別のスコアを示すとともに、システム全体のレーティングを示す。 新たに「Windows Ex
話題のGoogleだが,関心は検索や地図をはじめとした技術面,あるいはビジネスモデル面,はたまた“社会的な影響”に集中しがちだ。だが,少し違った角度からGoogleに着目する人がいる。サイボウズ・ラボの畑慎也社長である。 サイボウズ・ラボはグループウエアの主要ベンダー,サイボウズの研究開発子会社である(サイボウズ・ラボ設立時のITpro記事)。サイボウズのような新興ソフト会社が研究開発子会社を設けるケースは国内では珍しい。現在,ラボの中心メンバーは畑社長をはじめ8人。オープンソースやフリーウエアで実績のある開発者も名を連ねる。 畑社長が着目するのは,ソフト技術者にとってのGoogleの「居心地の良さ」だ。先日,ある取材で畑社長にお会いする機会があり,話題はソフト技術者の人材確保,労働環境や地位向上にまで及んだ。その際,畑社長はこんなことを言った。「大げさかもしれないが,日本の優秀な技術者は
グループポリシーやイベントビューアといった管理ツールの強化により、Windows Vistaは集中管理しやすくなる。だが、ポリシーの適用には従来と同様、慎重な計画が必要だ。そのポイントとは? Windows Vistaベースコンピュータを管理者が確実に集中管理できるように、Microsoftは同OSで、グループポリシーなどのデスクトップ管理機能を大幅に強化する。こうした機能はWindows 2000以降のWindowsで提供されてきたが、Windowsの総所有コスト(TCO)削減に向けて改善を加える余地が残されていた。しかし、Windows Vistaでも、こうした機能を利用するには慎重な計画が必要になる。ある目的のためにポリシーを設定すると、ほかの機能に影響する場合があるからだ。例えば、データの不正コピーを抑制するためにUSBフラッシュドライブを無効にすると、これらのドライブをBitLo
はじめに これまで解説してきたEXEファイルにまつわる情報をもとに、オリジナルのEXE生成プログラムを作ってみましょう。 「EXEを生成するなんて、とてつもない量のコードが必要なんじゃっ!?」 このように心配される方がいるかもしれませんが、ご安心ください。前回解説した構造体の各メンバに値を指定してファイルに流しこめば、知らず知らずのうちにEXEファイルが出来上がります。 誤解を招くとマズいので初めに言っておきますが、コンパイラを作るワケではありません。コンパイラはソースコードをネイティブコード(機械語)に変換するためのツールであり、今回挑戦する内容とは異なります。今回は、あらかじめ用意する少量のネイティブコードを実行するためにEXEファイルを生成するのだということを念頭に置き、作業に取り掛かってみましょう。 使用するソフトウェア Visual C++ 2005 Express Editio
米Microsoftは米国時間7月5日,Office次期版(2007 Microsoft Office system,以下Office 2007)の文書ファイル形式と,OpenDocument Format(ODF)の間でファイル変換を行うツールを開発するプロジェクトを立ち上げると発表した( 米マイクロソフト、Office 2007のODF対応を発表)。記者は,この発表を目にしてどう評価すべきか,少し考えてしまった。ツールが提供されること自体はユーザーにとって喜ばしい話である一方,Microsoft自身が正式に対応しないこともほぼ確実になったからである。 ODFは,米Sun Microsystemsなどが提唱するXML形式のオフィス文書用ファイル・フォーマット。今年5月にISO/IECが標準として承認したことで,今後日本でも政府,自治体などが調達基準として採用するケースが出てくると予想され
前回,前々回と,Yahoo! ウェブ検索Webサービスを利用するサンプルを通じて,AjaxでXMLデータを利用する方法について紹介しました。XMLを利用することで,サイト検索結果のような複合的な情報(構造化データ)を,使用するプラットフォームを意識することなく,やり取りできます。前回,XMLデータをクライアントサイドで受け取れることを確認したところで,今回はより詳らかにXMLデータ読み込みの部分を見ていくことにしましょう。 XML操作の標準API「Document Object Model」 DOM(Document Object Model)とは,その名の通り,XML文書内に登場するタグや属性,テキストといった構成要素を汎用的に操作するためのオブジェクト群のことを言います。DOMを利用することで,与えられたXML文書から必要な情報を取り出したり,データを編集/追加/削除したり,といった操
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