8月13 大阪人という「虚像」|日々是口実-230 カテゴリ:日々是口実2013 スージー鈴木さんが「大阪文化を自分で矮小化する大阪人。」というブログを書かれた。私のブログも引用いただいているが、まさに同感。 「いちびり」「あほ」「あつかましい」「けばい」など、今、「大阪的」と言われているものの多くは、吉本興業やマスコミが作った虚像である。一部の大阪人は、そういう虚像の上に乗って、さらなる虚像を拡大再生産している。その行為自体はまさに「いちびり」だが、それを演じている人々は、出自は別にして、本当の大阪人とは言い難い。 確かに大阪人は笑いが好きで、洒落言葉が好きである。また派手好きでもある。 しかし、それは「都会人」というベースがあってのことだった。 洋の東西を問わず、「都会人」には、共通した性向がある。 軒を接し、肩を寄せ合って生きる都会では軋轢が生まれやすい。犯罪も多く、非道徳的な行為も
