風疹が流行するなか、都内で新たに、1人の赤ちゃんが、母親が妊娠中に風疹に感染したことで心臓や目などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断され、去年10月以降、風疹によって障害が出た赤ちゃんは、全国で合わせて8人となりました。 風疹は、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんが、心臓や目や耳などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。 東京都によりますと、都内で生まれた赤ちゃんが先月「先天性風疹症候群」と診断されたと医療機関から保健所に届け出があったということです。 都内では風疹の患者が毎週100人以上報告されていて、ことしに入ってから先月31日までに報告された患者数は1168人と、去年の同じ時期の70倍近くに上っています。 去年から続いている風疹の流行で、「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは、全国で去年が5人、ことしは3人となり、去年10月以降で合わせて8人と