富山県射水市立片口小学校で18日の給食に出されたこんにゃくきんぴらの中に金属製のくぎ1本(長さ1・2センチ)が混入したことが20日、わかった。 3年生の女児が口に入れた後、吐き出し、けがはなかった。 市教委によると、給食の調理を行う市学校給食センターにこんにゃくを納入する業者の裁断用器具(木製)で、くぎが抜け落ちているのが確認され、この業者からの食品納入を19、20日、停止した。業者の改善措置を確認したうえで納入の再開を検討する。 同センターは市内の8小学校、3中学校、2幼稚園に給食を提供。職員が目視で異物混入がないか確認している。 市教委は、問題が発覚した翌19日、市議会予算特別委員会で報告した。橋詰通次長は「原因特定を優先した。隠すつもりはなかった」としている。