東京 品川区の大学病院では、入院時の検査で患者の8割がオミクロン株の1つで感染性が高いとされる「BA.2」への感染が確認されています。 先月の3週間余りで一気に置き換わりが進み、多くが若い世代ですが、これまでのオミクロン株より、のどの痛みなど症状が強いケースが目立ち、医師は今後、重症化リスクのある高齢者に広がることを懸念しています。 東京 品川区の昭和大学病院では、入院するすべての新型コロナの患者に対し「BA.2」かどうか、ウイルスの種類を解析しています。 相良博典病院長によりますと、病院の検査で陽性となった人のウイルス164件を分析したところ、 「BA.2」は、 ▽先月2日から5日にかけては1割以下でしたが、 ▽先月13日からの1週間ではおよそ5割に、 ▽先月27日からの1週間では8割を占めるようになったということです。 3週間余りで一気に「BA.2」への置き換わりが進んだということです