佐賀県警鹿島署は7日、高校の野球部室から野球帽などを盗んだとして、窃盗容疑で工員、鬼橋恭平容疑者(20)=同県嬉野市=と、介護福祉士の少年(19)=同=を再逮捕した。同署は6月に建造物侵入容疑で現行犯逮捕した2人の自宅から野球帽計398個などを押収、同容疑については処分保留とした。 同署によると、少年は「つばの曲がり具合に興味があった」、鬼橋容疑者は「飾りたかった」と話しているという。2人は小中学校の同級生で、少年は中高時代に野球部に所属していた。 逮捕容疑は6月6日夕〜7日早朝に、同県大町町の高校野球部室から野球帽12点と部室の鍵(計1万8300円相当)を盗んだとしている。同署は、昨年春ごろ〜今年6月に佐賀県の中高17校と長崎県の高校2校で野球部室から帽子などが盗まれた被害との関連も調べる。