女性ユーザーを意識した、おしゃれでカラフルなコンパクトデジタルカメラがたくさん出ている一方、デザインよりも「頑丈」を重視したデジカメもある。おもに工事現場などで使われているのだが、その頑丈さとはどれほどのものなのか、メーカーにきいた。 今回取り上げるのは、株式会社リコー製の防水・防塵・耐衝撃デジタルカメラ「G600」(実勢価格7万5000円前後)。有効画素数1000万画素、28~140mm(35mm換算)の光学5倍ズームレンズ、2.7型液晶モニター搭載など、スペックは通常のデジカメと比べても遜色ない。一見、ふつうのコンパクトデジタルカメラのようだが、建築・土木関係者から警察、消防、さらに自衛隊といったタフな現場で働いている人たちの酷使に耐えるのだ。 「建設資材の箱にそのまま投げ込まれたり、生コンクリートに落として水洗いされたりしています」とリコー。そんな使い方をされても壊れない。米国国防省