インド祝祭明け、大気汚染悪化 爆竹大量使用で、健康被害懸念 時事通信 外信部2024年11月01日20時30分配信 1日、スモッグでかすむニューデリーの観光名所インド門 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーは1日、ヒンズー教の新年を祝う「ディワリ」から一夜明け、大気汚染がさらに悪化した。爆竹の大量使用に伴う白いスモッグに覆われ、住民の健康被害が懸念されている。 シベリア森林火災増で日本も損失 大気汚染など影響試算―北海道大など 屋外に出ると火薬の臭いが漂う。祝祭期間中の爆竹使用は禁じられているにもかかわらず、破裂音が一晩中鳴り響いた。政府機関が発表する大気汚染指数は1日正午(日本時間同午後3時半)時点で2番目に深刻な「非常に悪い」を示した。有害な微小粒子状物質(PM2.5)による健康問題が生じる恐れがある。 観光名所のインド門近くを歩いていた主婦ルーマ・シンさん(49)は「息がしづ