国際サッカー連盟(FIFA)の公式マガジンの表紙に日本の帝国主義の象徴である「旭日旗」が使われ、物議を醸している。 FIFAは3日に発行した「ザ・FIFAウィークリー」50号で「欧州で起きている日本選手ブーム」と題する特集記事を掲載し、表紙に旭日旗を背景にした日本のサッカー選手らのイラストを載せた。旭日旗は第2次世界大戦当時に使われた日本の軍旗で、日章旗(日の丸)の中央にある太陽から外に向かって光線が広がるデザインになっている。だが日本政府は「旭日旗のデザインは、出産や節句などの祝い旗などに広く使用されている」との主張を展開している。 サッカー界で旭日旗が問題になったのは今回が初めてではない。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会前には、FIFAの公式オンラインストアで旭日旗をデザインしたような日本代表のユニホームが販売され、問題になった。国際大会の応援でもたびたび使用され、物議を醸してい