厚生労働省は、ブラック企業の実態把握と問題解決につなげるため、9月1日限定で無料の電話相談を設けた。すると、1042件にも上る問い合わせがあったという。ブラック企業が、いかに社会の根深い問題となっているかが如実に表れた。 そんなブラック企業問題を解決するため、多くの識者がさまざまな媒体で論説を発表している。そのなかに、「消費者側にも責任があるのでは?」という内容があった。経営者が従業員の労働力を搾取して、死に追い込むほどのことをしなければ採算が取れないサービスや商品を、顧客が求めてしまっていることに“も”原因があるのではないか、というものだ。 しかし、8月11日に授賞式が行われた『ブラック企業大賞2013』に選ばれたワタミフードサービスと王将に限って話をすれば、消費者側に問題は感じない。というのも、ワタミや餃子の王将のドリンクメニューを見ると、ビールなどアルコール類の価格帯は400円から5
【平林大輔】地図情報大手のゼンリン(北九州市)は22日、2013年9月中間期の業績予想を下方修正し、純損益が2億円の赤字になる見込みだと発表した。5月時点の前回予想では2億円の黒字としていた。中間期に純損益が赤字に転落するのは9年ぶり。 カーナビ用に地図データを提供する事業の売り上げの減少が響く。国内の新車市場では、低燃費で維持費が安い軽自動車に人気が集まり、カーナビも低価格の製品に人気が集中。低価格のカーナビでは、提供する地図データの利用料も安くなり、カーナビをつけない客も増えている。そのあおりを受けたという。 売上高の予想は前回を4・7%下回る240億円、営業利益の予想も95%減の4千万円にそれぞれ引き下げた。通期の業績予想は売上高560億円、純利益25億円のまま据え置いたが、「修正するかどうかを含めて精査中」としている。 ゼンリンは、カーナビ用の地図データを自動車やカーナビのメ
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